俳優の小栗旬とフリーアナウンサーの夏目三久が、『映画ドラえもん　新・のび太の大魔境　〜ペコと5人の探検隊〜』（3月8日公開）にゲスト声優として出演していることが22日、わかった。小栗は『映画ドラえもん』シリーズ2回目の参加で、夏目は初参戦。本格的な声優デビューを果たす夏目は「驚きましたが、とてもうれしかったです。子供のころは、映画が公開されると家族全員で観に行っておりました。その中に自分がいられるという幸せを感じながらやらせていただきました」と喜んでいる。

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　藤子・F・不二雄生誕80周年記念作品となる同作は、シリーズ35作目。のび太が空き地で出会った一匹の子犬・ペコが、航空写真の中からジャングルの奥地に立つ謎の巨神像を見つけ出し、のび太たち5人は「探検隊」として巨神像の謎を解き明かす。すると、科学が発達した犬の王国「バウワンコ」に辿り着き、悪い大臣と対峙していく。

　2011年のレギュラーアニメ放送と2012年3月公開の『映画ドラえもん のび太と奇跡の島〜アニマルアドベンチャー〜』で、甘栗旬（あまぐりしゅん）としてカメオ出演していた小栗は、今作で剣の達人悪役サベールを演じる。

　小栗は「今回もカメオの甘栗旬役かと思っていたら、実際のキャラクターのサベール役をいただけて本当にうれしい。今まではあまり声の仕事で悪役をやったことがなかったので楽しくやらせていただきました」とアピールしている。

　夏目が演じるのは、今作のヒロインでもある、犬の王国「バウワンコ王国」のスピアナ姫。アフレコを終え「大変でした。予定を超えるほど時間がかかってしまったのですけれども、いい経験をさせていただきました」と振り返っている。

　映画主題歌は人気アイドルグループ・Kis-My-Ft2が担当する。