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芦田愛菜&鈴木梨央、迫真演技で“母なき子”熱演 『明日、ママがいない』きょう放送

 人気子役・芦田愛菜(9)主演の日本テレビ系連続ドラマ『明日、ママがいない』(毎週水曜 後10:00)が、きょう15日からスタートする。さまざまな理由で親と離れ離れになり、児童養護施設で生活する“母なき子”の境遇にスポットを当てる同作。芦田をはじめ、共演の鈴木梨央(8)ら子どもたちの大人顔負けの演技は、複雑な想いが交錯する作品をより引き立たせ、グッと視聴者を惹きつける仕上がりになっている。

ドラマ『明日、ママがいない』で共演する(左から)鈴木梨央と芦田愛菜(C)日本テレビ

ドラマ『明日、ママがいない』で共演する(左から)鈴木梨央と芦田愛菜(C)日本テレビ

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 同局の松雪泰子主演ドラマ『Mother』(2010年4月期)で脚光を浴び、昨年は映画『パシフィック・リム』でハリウッドデビューも果たした芦田の存在感は、今作でも抜群だ。芦田が今回演じるのは、児童養護施設「コガモの家」で子どもたちのリーダー的存在の「ポスト」と呼ばれる少女。「泣け」と言われれば泣き、状況に応じて子供らしい愛嬌をふりまくなど、変幻自在の表情で魅了していく。

 そして、児童養護施設という舞台に視聴者を誘う役割を果たすのが、鈴木が演じる真希。母親が恋人を殴ってケガをさせる事件で逮捕され、コガモの家にやってきた真希は「母親に迎えてきてもらえる」と信じ、芦田演じる「ポスト」と激しく衝突。取っ組み合いのケンカに発展する様は、第1話の見どころの一つだ。

 満島ひかり主演ドラマ『Woman』(2013年7月期)で娘役を好演した鈴木は、芦田に憧れて女優を志したという逸話を持つ。そんな憧れの存在だった芦田との迫真の演技は、今作の核になることは間違いなさそうだ。

 親子の愛という普遍的なテーマを、これまでにはない子どもの目線で切り取った同作では、周囲の大人たちからの冷たい視線や里親候補とのリアルなやりとりを浮き彫りにする一幕も。「泣けるドラマ」がキャッチコピーだが、さまざまなメッセージを含んだ内容が印象的となっている。

 公式サイトには現時点で表記されていないが、脚本監修を『101回目のプロポーズ』や『ひとつ屋根の下』シリーズなど多くのヒット作を手がける野島伸司氏が務めているのも注目だ。

 子どもたちの周りを固める大人キャストには、豪華な顔ぶれが集う。子どもたちに厳しい規則を敷き、次々に養子を送り出していく施設長を三上博史、施設長と手を組んで子どもたちに里親の縁組をあっせんし続ける児童相談所の職員を木村文乃、施設の卒業生でコガモの家で職員として働く「ロッカー」と呼ばれる無口な男性を三浦翔平、施設の子どもたちから「理想の親」と掲げられる男を城田優、そして、施設長が通い詰める弁当屋で働く謎の女性を鈴木砂羽が演じる。

 個々にさまざまな過去や事情を抱えている人物が登場するドラマ『明日、ママがいない』。強がりに隠した本音の中で、誰よりも「愛」を求めて生きていく少女たちの行く末とは? きょうを皮切りに明らかにされていく。

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