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河西智美、AKB卒業は秋元康氏の後押しで決断「背中押してくれた」

 昨年5月にAKB48を卒業しソロ歌手として活躍する河西智美が15日、オリコンNewSのインタビューに応じ、卒業時の心境やソロでの手応えを明かした。

AKB卒業について語った河西智美 (C)ORICON NewS inc.

AKB卒業について語った河西智美 (C)ORICON NewS inc.

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 河西は、AKBでは2期生としてスタートし、7年間在籍。総選挙では最高10位(2009年)を記録し主要メンバーとして“黄金期”を築き上げた。当初は、前田敦子ら人気メンバーの卒業を見ても「独り立ちするのは考えられなかった」ようだが、レコード大賞受賞(2011・2012年)や念願の東京ドーム公演(2012年)などを経験するうちに「どんどん夢が叶って行って、『そろそろ私もなのかな』と思うようになった」と徐々に意識が変わっていったという。

 卒業の大きな決め手となったのは、2012年12月のソロデビュー。自身の念願でもあったソロが決定し、「秋元康さんから『ソロとして時間をかけて、ゆっくりアーティストをやっていけば』と言っていただいた。背中を押されるまでは(AKBに)いようと思っていたので、それが来たのかなって」と後押しを受け、卒業を決断した。

 卒業して半年以上が経過し、ソロとしても3枚目のシングル「キエタイクライ」を同日に発売。カップリング3曲の作詞や1ヶ月間にも及ぶ米ハワイ島でのMV撮影にも挑戦したとあって、「卒業する前から、ソロになって自分のものをゆっくり作りたかった」と充実した表情を見せる。

 「ソロデビューがなかったら、ずっと迷っていたと思います。何もない状態で卒業しても意味がない。何か一つきっかけがないとできないと思っていたので」と卒業をしみじみ回顧。昨年大みそかの『紅白歌合戦』で卒業を発表した同期の大島優子についても「優子が決めたことですから。アドバイスすることはない」といい、長年活動を共にしてきた旧友の決断を理解した。

 今後については「とにかくファーストアルバムを出したい」と即答。さらに、「もし、それも叶ったら、ミュージカルをやりたい」「いろいろなところでライブをしてみたい」と次々に目標を掲げつつも、「もう急ぐことはない。今までハイスピードで進んできたので、ひとつ一つを大切にすればいい」と秋元氏の言葉とおり、活動に焦りはなかった。

 同日は、池袋サンシャインシティ噴水広場でミニライブも開催。堂々と歌声を披露し、集まったファンを魅了していた。

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  • AKB卒業について語った河西智美 (C)ORICON NewS inc.
  • ファンとの交流も楽しんだ (C)ORICON NewS inc.
  • 池袋サンシャインシティ噴水広場でミニライブを開催した河西智美 (C)ORICON NewS inc.
  • 池袋サンシャインシティ噴水広場でミニライブを開催した河西智美 (C)ORICON NewS inc.
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