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生瀬勝久&池田鉄洋、『トリック』カットされたシーン多すぎる!?

 人気シリーズ『トリック』に矢部謙三警部補と秋葉原人刑事の名物コンビ役で出演してきた俳優の生瀬勝久池田鉄洋が、シリーズが完結を迎えた今(『トリック劇場版 ラストステージ』が公開中)、これまでの思いのたけを最後だからと存分に語ってくれた。

 端役ながら独特な掛け合いのおもしろさとパンチの効いたキャラクターで人気を博し、スピンオフドラマ『警部補 矢部謙三』も生まれるなど、シリーズに欠かせない重要なキャラクターを演じてきた生瀬と池田。その役柄には俳優としての二人の個性が光り、二人が演じたからこそ生まれ育まれた、唯一無二のキャラクターとして確立され、瞬く間にファンからの支持を確固たるものにしていた。

 そんな二人がシリーズが終わる今だからとまず話すのは、“やむ落ち”と呼ばれる本編でカットされたシーンが多すぎるということ。生瀬は「夜中の撮影が多いので、(堤幸彦監督は)スタッフが眠いときに僕らを使って現場を楽しくしようとしているんです。で、カットすりゃいいやって」と使われないシーンが多い理由を明かす。また、わざわざアフレコをしたのにカットされたシーンもあり、そのときは堤監督に直接文句を言ったというが、「あとで作品全体を観たら確かにあそこはいらない」と笑う。

 しかし、二人に出演シーンを増やしてほしかったかと聞くと「3分でやっつける、やっつけ仕事がいい(笑)」とキッパリと否定。そんな本音、監督へのクレームを堂々と語る(!?)ところからも、キャストとスタッフの関係性のよさが伝わり、同シリーズが14年もの間、ファンから支持され続けた人気シリーズであった一因が感じられた気がする。ちなみに生瀬は、相方役を池田ではなく女優の剛力彩芽に演じてほしかったそうで「そうすれば優しい矢部謙三になった(笑)」と旺盛なサービス精神で取材の場も盛り上げた。

 取材中、生瀬を慕う池田は終始、厳しいツッコミを受けながら突き放され続けた。しかし、池田が『トリック』卒業を宣言すると「役者はプロフィールを消しながら歩くもの。新しいキャラクターをこれからも演じていくんだから」(生瀬)と厳しくも温かい言葉を贈った。映画のPRをしっかりしつつ、言いたい放題のギリギリのトークで場を盛り上げ、最後はきちっといい言葉を残して締める、プロの俳優として最高のエンターテイナーぶりをみせた生瀬と池田だった。



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