ロックバンド・エレファントカシマシが11日、デビュー25周年で初となる単独アリーナ公演をさいたまスーパーアリーナで開催した。昨年9月に左耳の急性感音難聴から復活したボーカルの宮本浩次は、25年かけてたどりついた大舞台に感極まり、涙で声を詰まらせる場面もあったが、4時間にわたって全37曲を渾身の熱唱。力強い歌声を轟かせ、ぎっしり満員の1万4000人を熱狂させた。 宮本はエレカシ史上最大規模にして初のアリーナ公演に「ようこそ、さいたまスーパーアリーナへ! お正月だぜ〜! きょうが元旦みたいなものだ」とのっけからエンジン全開。「25周年なんで、ダイジェストでやっていきます」という言葉どおり、デビュー曲「デーデ」(88年3月発売)から代表曲「悲しみの果て」「今宵の月のように」、復活第1弾シングル「あなたへ」(昨年11月発売)といった歴代シングル曲をはじめ、全21枚のアルバムから楽曲を披露し、25年分の感謝の気持ちを爆発させた。

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  • 難聴を乗り越え、4時間にわたって力強い歌声を轟かせたエレファントカシマシのボーカル宮本浩次
  • デビュー25周年で最大のステージに立ったエレファントカシマシ(11日=さいたまスーバーアリーナ)
  • ミヤジの歌声に1万4000人が熱狂した
  • デビュー25周年で最大のステージに立ったエレファントカシマシ(11日=さいたまスーバーアリーナ)
  • デビュー25周年で最大のステージに立ったエレファントカシマシ(11日=さいたまスーバーアリーナ)

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