映画監督の岩井俊二氏が初めて連続ドラマを手がけると話題のテレビ東京系ドラマ『なぞの転校生』(1月10日スタート、毎週金曜 深0:12)。1970年代にNHK『少年ドラマシリーズ』で映像化され、話題を呼んだ眉村卓氏のSFジュブナイルの傑作が、原作の世界観を生かし、岩井氏の企画プロデュース・脚本で現代に蘇る。同作で、“謎の”転校生、山沢典夫を演じる俳優の本郷奏多(ほんごう・かなた)が、原作を知らない人の心もつかむであろう岩井版“なぞ転”の魅力を語った。 「まず脚本が面白くて。変な転校生が来るという学園ものだと思ったのですが、実は典夫がやってきた世界の人たちの、哀しいけれど素敵なストーリーで、タイトルの印象ではそんなもの見せられるとは思っていなかった」
2014/01/06