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『AKB紅白』は横山率いる白組優勝 大トリ優子は3連勝

 人気アイドルグループ・AKB48が17日、東京ドームシティホールで『第3回 AKB48紅白対抗歌合戦』を開催し、キャプテン・横山由依率いる白組が優勝した。始球式も務めた東北楽天の田中将大投手から優勝旗を送られた横山は「うれしいでーす!」と絶叫。大トリを務めた大島優子はこれで3連勝、高橋みなみは3連敗となった。

『第3回AKB48紅白対抗歌合戦』は横山由依率いる白組が優勝(撮影:鈴木かずなり)

『第3回AKB48紅白対抗歌合戦』は横山由依率いる白組が優勝(撮影:鈴木かずなり)

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 今年3回目を迎えた同イベントは、AKB48をはじめ、姉妹グループのSKE48NMB48HKT48の選抜メンバーを含めた総勢127人が紅白に分かれて対戦する歌合戦。AKBグループの楽曲のうち、持ち歌以外を歌うのが原則で、各組12曲ずつを本家の『NHK紅白歌合戦』さながらの豪華演出で競いあった。

 注目のトリ対決は、紅組・高橋みなみと白組・大島優子が激突。先攻の高橋は、ふだん握手会などで警備を担当している元刑事らからなるOJS48の2010年のデビュー曲「深呼吸」を披露。OJSメンバーを従え、彼らと同じ制服に大きな白い羽根を背負って歌いあげると、ドヤ顔で敬礼ポーズをとった。

 これを受けて大トリの大島は、かつて前田敦子が劇場公演で初センターを務めた思い出の曲「渚のCHERRY」で応戦。歌唱中にアリーナへ下りファンとハイタッチすると、審査員席へ一目散。始球式を務めた東北楽天の田中将大投手や小林よしのり氏らは間近でアピールされてデレデレだった。

 そのほか紅組の峯岸みなみはグループ外の歌を持ち込む“禁じ手”で、すっかり持ちネタと化した剛力彩芽の歌手デビュー曲「友達より大事な人」を本物の“剛力ダンサーズ”を率いて大熱演。キャプテンの渡辺麻友は、“公式ライバル”乃木坂46の生田絵梨花のピアノ伴奏とコーラスで、乃木坂の代表曲「君の名は希望」を熱唱。黒いハートの眼帯姿で登場した松井珠理奈は、野村義男、ユニコーンの手島いさむのツインギターのほか、豪華ミュージシャンの演奏をバックに「ハート・エレキ」を歌うと「わたしなんかに申し訳ない気持ち」と恐縮した。

 白組の小嶋陽菜は、映像プロデューサーの北川謙二氏と限定ユニット「陽菜と北川」を組み、秋元康氏が書き下ろした新曲「2人はデキテル」を初披露し大盛り上がり。AKB48初となる男女デュエット曲で、「舌(ベロ)の握手会」といった過激な歌詞を2人が妖しげに歌い、場内は歓声と悲鳴が飛び交った。単独での紅白初出場を決めたNMB48の山本彩は「12月31日」をギター弾き語りで歌い上げ、“本家”紅白に向けて「大阪らしい派手なステージにできたら」と意気込んでいた。

 総合司会は堺正章と内田恭子アナ。審査員は田中投手、小林氏のほか、松坂慶子、樋口真嗣氏、ファン代表の一般男性、途中参加の大久保佳代子の6人が務め、勝敗は中継先の映画館、会場(アリーナ、スタンド)、審査員、紅白両キャプテンの投票によって決定。白組が8対3の圧勝で、対戦成績を2勝1敗とした。

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  • 『第3回AKB48紅白対抗歌合戦』は横山由依率いる白組が優勝(撮影:鈴木かずなり)
  • 優勝旗を渡され満面の笑みをみせる横山由依(撮影:鈴木かずなり)
  • 白組優勝を喜ぶ横山由依=『第3回 AKB48 紅白対抗歌合戦』(撮影:鈴木かずなり)
  • 国立競技場でのライブ開催も発表され涙をみせる高橋みなみ(左)と渡辺麻友=『第3回 AKB48 紅白対抗歌合戦』(撮影:鈴木かずなり)
  • (左から)大島優子、山本彩=『第3回 AKB48 紅白対抗歌合戦』(撮影:鈴木かずなり)
  • 小嶋陽菜=『第3回 AKB48 紅白対抗歌合戦』(撮影:鈴木かずなり)
  • 『第3回 AKB48 紅白対抗歌合戦』の模様(撮影:鈴木かずなり)
  • 『第3回 AKB48 紅白対抗歌合戦』の模様(撮影:鈴木かずなり)
  • 『第3回 AKB48 紅白対抗歌合戦』の模様(撮影:鈴木かずなり)

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