興行通信社による12月14日・15日の週末『全国映画動員ランキングトップ10』は、人気キャラクター同士がコラボレーションした『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』が並み居る新作を抑え、2週連続で1位を獲得した。土日2日間の成績は動員40万8717人、興行収入4億7317万2850円をあげ、公開9日間で早くも動員120万人、興収14億円を突破した。

　1971年〜1985年にかけてがテレビアニメ放送された『ルパン三世』と、1996年より読売テレビ・日本テレビ系で放送中の『名探偵コナン』。ルパンとしては、1996年に公開された『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』以来の17年ぶりの映画。一方、コナンは4月に公開された『名探偵コナン 絶海の探偵』がシリーズ（17作）最高興収36.1億円を記録するなど、人気の絶頂期にある。

　そんなビッグネーム同士が対決する同作は、幻の秘宝をめぐるルパンとコナン＝大泥棒と名探偵の対決から始まる大事件を描くオリジナルストーリー。コナンたちが住む米花町の銀行に保管されていた秘宝・チェリーサファイアを華麗なテクニックで盗み出したルパン。一方、コナンは世界的アイドル・エミリオと一緒にルパンの相棒・次元大介が来日する姿を目撃し、ルパンが日本で何か企んでいることに気づく。そして、エミリオの命を狙う脅迫事件が発生。謎の組織の影が迫る中、ルパン一味が動き出す。ルパンの真の狙いとは！？　コナンはその計画を阻止できるのか？