2014年に結成25周年を迎えるロックバンド・LUNA SEAが、来年5月29日に東京・国立代々木競技場第一体育館で25周年ライブ『LUNA SEA　25th ANNIVERSARY LIVE』を開催することが4日、わかった。バンド結成記念日でもある同日にライブを行うのは、メジャーデビューを果たした1992年以来、実に22年ぶりとなる。

　2000年に“終幕”するも、2010年から本格的に再始動したLUNA SEAが、四半世紀という歴史の節目に“爪あと”を残す。今年1月に開催された日本武道館6DAYS公演以来、約1年4ヶ月ぶりとなるライブは、これまでの軌跡をたどると同時に、未来へと突き進む特別な意味合いを持った一夜になる。

　1989年5月29日に東京・町田のライブハウスで初ライブを行い、この日を持ってバンドを結成したLUNA SEA。5人5様からなるバンドスタイルは、大きなうねりを生み、音楽シーンにおいて数々の記録を打ち立ててきた。

　2010年に再始動して以降は、ワールドツアーや新曲発表など、精力的に展開。圧倒的なパフォーマンス力で往年のファンをはじめ、新規ファンも獲得し、まさに25周年に向けて走り出していたバンドの“第二幕”は、今回の記念ライブでさらに勢いをつける構えだ。

　12月11日には、『LUNACY』（2000年7月発売）以来13年ぶりとなるオリジナルアルバム『A WILL』を発売するLUNA SEA。初の日本語タイトルのシングル「乱」をはじめ、「Thoughts」、「The End of the Dream／Rouge」といったシングル曲を含む全11曲で、音楽的に振り幅の利いた1枚に仕上がっている。

　アニバーサリーライブでは、同アルバム収録曲が初披露されることもありそうだ。