4人組バンド・SCANDALが3日、東京国際フォーラム ホールAで『SCANDAL HALL TOUR 2013「STANDARD」』の最終公演を行い、全国21ヶ所で4万人動員したホールツアーを打ち上げた。来年6月に、女性バンドとしては、1991年3月のプリンセスプリンセス以来13年ぶり2組目となる横浜アリーナ公演が決まったことも発表され、5000人の観客から大歓声が沸き起こった。

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　最新アルバム『STANDARD』（10月発売）を引っ提げたツアーとあり、午後7時に表題曲からスタート。堤真一主演映画『俺はまだ本気出してないだけ』主題歌の「会わないつもりの、元気でね」、中田ヤスタカ（CAPSULE）がバンド楽曲のプロデュースを初めて手がけて話題となった「OVER DRIVE」など全21曲を熱演した。

　ライブ終盤、ボーカルのHARUNAが「2014年6月、2回目になる大阪城ホール、そして横浜アリーナ2daysが決定しましたー！」と発表。今年3月3日に念願の大阪城ホールで初のワンマンライブを成功させたSCANDALは「特別な存在の大阪城ホールをホームにしたい。みんなに連れてきてもらった初めての大阪城ホールだったけど、今後は私たちが連れて行きたい」と言っていたが、早くも約束を実現する。

　東西アリーナライブのタイトルも決まり、6月22日の大阪公演は『360℃』、同28・29日の横浜公演は『FESTIVAL』。東西の両公演で内容が大きく異なるライブとなりそうだ。

　HARUNAは「“夢はでっかく”という言葉を胸に、まだまだ突っ走っていきたいと思います。まだまだやりたいことは尽きないし、みんなにたくさん会いたいので、SCANDALについてきてください！　まだまだ未来は楽しいぞー！」と叫び、さらなる飛躍を誓った。