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桜田淳子、20年ぶりステージ復帰 生歌、トーク、握手会にファン感激

 1993年から芸能活動を休止していた桜田淳子(55)が26日、東京・銀座博品館劇場で一夜限りのファンイベント『Thanks 40 スペシャル 〜ファン感謝DAY』を開催した。桜田がファンの前でステージに立つのは、93年3月に映画『お引越し』の舞台あいさつ以来、20年ぶり。かつてコンサートやミュージカルを行った思い出深い会場で、客席を埋め尽くした380人のファンと歌、トーク、握手会で2時間にわたって交流した。

約20年ぶりにファンの前に登場した桜田淳子

約20年ぶりにファンの前に登場した桜田淳子

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 久々にステージに立った桜田は「今年に入ってから、“ファンのために40周年の記念アルバムを”という声を各方面より頂戴し、桜の咲く頃より準備を進めて参りました」と話し「改めて自分の楽曲と向き合いながら、ファンの皆さんに支えられながら歩んでいた当時を思い起こし、どうしても自らの口から直接ファンの皆さんに“感謝の気持ちを伝えなければならない”そういう強い思いが私の背中を押し、このたびのファン感謝DAYを開催するに至ったというのが正直な気持ちです」とあいさつした。

 歌手デビュー40周年を記念し、本人が選曲・監修したベストアルバム『Thanks 40〜青い鳥たちへ』(10月23日発売)の中から「LADY」「追いかけてヨコハマ」「しあわせ芝居」の3曲をメドレーで歌唱。「花の中三トリオ」として一世を風靡した歌声を披露し、ファンを魅了した。

 ファン代表として、元所属事務所の後輩で、桜田に憧れて芸能界入りした太川陽介が登場。アイドル時代の映像や懐かしい写真を見ながらトークに花を咲かせた。トークコーナーの第二部では、桜田を舞台に抜てきした長谷川一夫さんなど、女優時代に仕事をともにした先輩たちとの思い出を披露。ミュージカル女優としての評価を確立した『アニーよ銃をとれ』(80年初演)の代表的なナンバー4曲をメドレーで歌った。

 92年に結婚、93年以降は3人の子育てに専念していた桜田は、今年5月にサンミュージックプロダクションの相沢秀禎会長の通夜に参列し、久々に公の場に姿を見せて話題に。当時はふっくらしていたが、スリムな姿で往年のファンと再会した桜田は「ファンの方々が長いときを経て、いまだに変わらずに私のファンでいてくださっていることに感動し、幸せな一日となりましたこと、心より心より感謝申し上げます」と感激していた。

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