2011年の『ホリプロタレントスカウトキャラバン〜次世代声優アーティストオーディション〜』でグランプリを獲得した声優の田所あずさ（20）と、同オーディションファイナリストで声優の大橋彩香（19）が、シンガポールで開催された東南アジア最大級のJ-POPイベント『アニメ・フェスティバル・アジア2013』（11月8〜10日　以下：AFA）に初めて参加した。

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　田所と大橋は、所属事務所のホリプロが出展した「HORIPROブース」に登場。大橋はニンテンドー3DS用ソフト『星霜のアマゾネス』の主題歌「キセキ」を、大橋はアニメ『ファンタジスタドール』の主題歌「今よ！ファンタジスタドール」をそれぞれ歌唱。トークや握手会などで会場を盛り上げ、3日間で集った約250人のファンとの交流を楽しんだ。

　10日に20歳の誕生日を迎えた田所は、シンガポールのファンからケーキをプレゼントするサプライズも。日本から駆けつけたファンが、ローソクの火に見立てた20本のペンライトを用意し、それを田所が“吹き消す”と、1本1本が消灯するという粋なセレモニーが実施された。

　イベントを終え、田所は「アニメを愛する気持ちは日本もシンガポールも共通なんだな〜という事がわりました！　AFAにいらっしゃる方々がみんな温かくてうれしかったです。一生懸命私たちに日本語でコミュニケーションをとろうとしてくれるのがすごくうれしくて、またぜひ行きたいと思いました！」と喜んでいた。

　大橋も「アニメ好きは万国共通なのがわかって最高にうれしかったです。初めての海外イベントでしたが、自分の拙い英語にも優しく反応してくださり、日本語で話してもその言葉を理解してくれているのがすごいと思いました。日本を愛して下さっていることを痛感しました」と感激していた。

　また、AFAには、歌手のMay'nやValerie（ヴァレリー）も参加。会場のメインステージで行われた「I LOVE アニソンコンサート」で、2008年から6年連続で大トリを務めたMay'nは、圧倒的な歌唱力で約3500人の観客を魅了。APC（アジアン・ポップ・コレクティブ）の一員として活動するValerieは、AFA2013公式テーマソング「オリガミ」を歌唱した。

　AFAは、2008年よりシンガポールで初めて開催され、過去5年間で7度開催。2012年には累計で延べ16万人を超える来場者を集め、年々注目度は増している。昨年からマレーシア、インドネシアへ開催地を拡大し、物販ブースが並ぶ「エキシビジョンエリア」、コスプレほか各種コンテストやゲスト登壇、愛信アニメの上映会などが行われる「ステージ」、複合J-POPアーティストによる「コンサート」という3つの柱を軸に構成されている。今年のシンガポールでは、約8万5000人を動員した。