俳優の向井理と綾野剛の“競演”で注目される来年1月スタートのTBS系ドラマ『S　エス-最後の警官-』（毎週日曜　後9：00）の追加キャストが発表された。

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　同作は、『ビックコミック』（小学館）で連載中の人気漫画『エス-最後の警官-』（原作：小森陽一、作画：藤堂裕）の実写化。警視庁特殊部隊、通称“SAT” の機動力と、警視庁特殊犯捜査係、通称“SIT”の捜査力を併せ持つ、少数精鋭の警察庁特殊急襲捜査班、通称“NPS”（National Police Safetyrescue）が、凶悪犯罪に立ち向かう新しい切り口の警察ドラマとなる。

　向井演じる一號の幼なじみでヒロイン・棟方ゆづる役に、女優の吹石一恵が決定。小学生の頃、通り魔事件にあい両親を失うという過去を持つ難しい役どころを演じる。向井との恋の展開も見どころになる。

　一號をNPSにスカウトする香椎秀樹役に大森南朋が出演。松本人志監督の映画『R100』で“M”を演じた大森が、ドラマ『S』ではSAT出身のNPS隊長を演じる。対照的な性格を持つ役を演じる向井と綾野の上司として、展開を盛り上げていく。

　その他、NPS小隊長でムードメーカーの古橋誠二郎役に池内博之。容姿・性格共にクールな、NPSのナンバー2・速田仁役に平山浩行。警察犬・ポインター3号を相棒とする、追跡捜査のプロ・梶尾竜一役に高橋努。泣く子も黙るSATの突１、嵐悟役に平山祐介。両親を亡くした一號にボクシングを教え、閉ざしていた心を救った人物で「棟方ボクシングジム」会長兼トレーナーであり、ゆづるの祖父・棟方耕三役に本多博太郎。

　定食屋『まんぷく』の女将で一號の母・神御蔵花役に朝加真由美。NPSを作らせた張本人であり警察庁長官・官房審議官の天城光役に菅原大吉。警察上層部がNPSを設立したことに憤りを感じ、NPSの存在を「腑抜け」と断じている特殊部隊SAT隊長・中丸文夫役に高嶋政宏。そして、元警察庁次長でSATの創設者であり現在は作家、日本警察の改革を密かに推し進める勉強会『霧山塾』の塾頭・霧山六郎役を近藤正臣が演じる。