ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

タッキー、警察ドラマ初挑戦 見せ場のアクション「願いがかなった」

 歌手で俳優の滝沢秀明が、来年新春放送予定のフジテレビ系スペシャルドラマ『HAMU‐公安警察の男−』(金曜プレステージ枠)に主演することが28日、わかった。滝沢にとって初めての警察ドラマで、公安部という特殊な組織を描く作品。これまでに演じたことのないハードなアクションや拳銃さばきなどを要求された滝沢は「新たな一面をお見せ出来る作品が仕上がったと思います。ずっと興味があったアクションシーンなどにも挑戦し、ある意味自分的にも願いがかなった」と手応えを語っている。

 滝沢が演じるのは、警視庁公安部特殊班の警部補・夏原信司(なつはらしんじ)。警視庁刑事部捜査一課の優秀な刑事だったが、ある日突然異動を命じられた。人一倍正義感が強く、警察官という仕事に誇りを持っていたが、公安部では非人道的な捜査手段に日々疲弊していき、仲間とのドライな関係に葛藤し、深く悩むことに。さらに、3年前の通り魔事件で婚約者を亡くし、犯人がいまだ捕まっていないことが、彼の心の中に暗い影を落としていた。

 そんな夏原の目を通して語られる、公安警察による禁断の捜査記録。やがて、婚約者の死にも複雑な事情があることを知ることになる重厚感あふれるストーリーが展開される。「あなたにとっての正義は? そんなメッセージが詰まった作品です。ぜひ、ご期待ください」と滝沢。ほかに小澤征悦戸田菜穂柏原収史高木雄也Hey!Say!JUMP)、原田夏希陣内孝則らが共演する。

 「公」の字を取って、通称「ハム」と呼ばれる公安は、スパイ天国と言われる日本で、テロや要人暗殺、国家を揺るがす重大犯罪を未然に察知し取り締まる、いわば「裏の警察」ともいわれている存在。その任務は極秘で、危険人物の監視、国際テロ組織の情報を収集して、不穏な動きがあれば、全力で、そして黙々と防衛に当たるという。任務のために自分の身分を偽り、捜査のために目の前の小さな事件には目を瞑(つむ)り、時に犯人を泳がせることもあるという。

 主演に滝沢を起用した理由について、フジテレビ編成部の太田大氏は「表舞台に出てこない警察官を表舞台で活躍し続けてきた滝沢さんに演じていただくことで、ドラマで描くことが実際にこの日本で起きているかもれないというリアリティが作れると思いました」と話している。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索