活発な動きをみせるLCC業界。価格競争が進む一方で、“おもてなし”に慣れている日本人にとっては「価格もサービスも」という声が根強い。エアアジアとの提携を解消し、独自路線で再出発したANAのバニラエアは、まさにそんな日本人のニーズを汲んだ内容になっている。航空業界が“お手頃価格”で消費者の期待に応える中、もともと割安感と内容の充実度に力を入れてきていた旅行サイトにも、新たな動きが出てきている。 格安旅行は以前から人気があり、ネットの普及と共に一般にも浸透。航空券もLCCの普及により選択肢が広がったこともあり、旅館やホテルなどの“お値打ち宿泊”で支持を集めている旅行サイトも、新たなプランを打ち出している。
2013/10/21