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“あまちゃん”の能年玲奈主演、紡木たくの名作『ホットロード』実写映画化

 NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で国民的女優として大きな一歩を踏み出した能年玲奈(20)が、次にどんな役柄を演じるのか注目されていたなか、1980年代に大ヒットした漫画家・紡木たく氏の代表作が原作の映画『ホットロード』に主演することが16日わかった。命知らずの不良少年・春山に心惹かれていく主人公・宮市和希を演じる。能年は「皆さんに楽しんでいただける作品になればと毎日願っております。私も、そうなるよう一生懸命を尽くしたいと思います。変わらない私で」とメッセージを寄せた。

能年玲奈の次回作が『ホットロード』に決定! 不良少年に心惹かれる主人公・宮市和希(右)を演じる

能年玲奈の次回作が『ホットロード』に決定! 不良少年に心惹かれる主人公・宮市和希(右)を演じる

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 原作漫画は、『別冊マーガレット』(集英社)の1986年1月号から1987年5月号まで連載され、コミックス全4巻で累計700万部という驚異的な発行部数を誇る伝説的少女漫画。『あまちゃん』でいえば、小泉今日子扮するアキの母・春子がアイドルを目指して上京した2年後、薬師丸ひろ子扮する鈴鹿ひろ美が映画『潮騒のメモリー』でブレイクした年が1986年。同時代に青春時代を過ごした世代が胸をキュンキュンさせた作品だ。

 今回の実写映画化にあたっては、原作者の紡木氏自らが脚本を監修。その際、『あまちゃん』の放送前から「能年を和希役に」と惚れ込んでいたという。「彼女がいたから実写化できると思った」と語るなど、先見の明があったようだ。

 監督は『ソラニン』『僕等がいた』の三木孝浩氏が担当し、原作のもつ普遍的なテーマでもある究極の“純愛”を描く青春映画の大作に挑む。

 同作は11月にクランクインし、年内にクランクアップ。来年4月の完成を目指し、来夏公開予定。

■ストーリー
14歳の少女・宮市和希は、万引きで警察に捕まった。
その日はママの誕生日。でもママは迎えに来なかった。
和希の家には亡きパパの写真がない。ママが好きなのは昔から別の男だったから。
自分が望まれて生まれてきたわけではないことに心を痛める和希は、学校に馴染めず浮いている
転校生・絵里に誘われるまま、夜の湘南で“Nights(ナイツ)”という暴走族の少年・春山洋志と出会う。
最初の出会いは傷つけ合って散々だったが、春山が身を置く不良の世界に和希は自分の居場所を求め、戸惑いながらも次第に春山に惹かれ始める。
その一方で、“Nights”のリーダーとなった春山は、敵対するチームとの抗争に巻き込まれていく…。

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