アニメ&ゲーム カテゴリ
ORICON NEWS

やなせさんは「アンパンマンそのもの」 戸田ら声優3人が揃って明かす

 人気アニメ『それいけ!アンパンマン』の生みの親として知られる漫画家・絵本作家のやなせたかしさん(享年94)が13日に死去した。やなせさんは、同作で「勇気」「優しさ」「分け与える心」などを描いてきたが、長きにわたり同作の声優を務めてきた戸田恵子(アンパンマン)、中尾隆聖(ばいきんまん)、佐久間レイ(バタコさん)は、お悔やみコメントの中で、故人について「アンパンマンそのもの」と口を揃えて語っている。

やなせたかし先生(2012年6月撮影) (C)ORICON NewS inc.

やなせたかし先生(2012年6月撮影) (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

 戸田は、お悔やみコメントの冒頭から「やなせ先生こそがアンパンマンそのものでした」といい、「いつでも優しさで私達を包んでくださり、分けあうことを教えてくださった。ただひたすらありがとうございましたと感謝を申しあげるしかないのですが、今は決してなくしてはいけない大切な道しるべを喪(うしな)った感覚です」と心境を吐露。

 26年にわたりバタコさんを演じてきた佐久間は、長きつき合いの中で、やなせさんから「バタコさんの役目はね “行ってらっしゃい”と“おかえりなさい”ですよ。人は帰るところがあるから、待っていてくれる人がいるから 思い切り冒険ができるんですよ。“おいしくな〜れ”と想いを込めてこねるから パンにも命が宿った大切なことは、想いを込めること」と“金言”をもらったといい、「命を役立たせ、使い切って旅に出た先生。ご自身がアンパンマンそのものでしたね。本当にお疲れ様でした」と、ここでも故人を「アンパンマンそのもの」と表した。

 さらに、中尾も「大変ビックリです。私の中で、やなせ先生はアンパンマンそのままの方なので、先生はずーっといつまでもいらっしゃる方だと思っていたので、凄くショックで、さみしいです」とコメントしており、3人揃ってやなせさん自身が“アンパンマン”だったと振り返っている。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索