• ホーム
  • 芸能
  • 秋花粉の季節到来 作業効率を落とさないためには?

秋花粉の季節到来 作業効率を落とさないためには?

 秋の訪れを感じるこの時期。心地よい秋晴れと秋風に身を委ねていると、なぜだか鼻みずや鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみが…。そんな体験をしたことがある人はご注意を。その症状は風邪ではなく、秋花粉による症状の恐れがあるからだ。スギ・ヒノキの春シーズンでお馴染みの花粉症だが、秋に飛散する花粉にアレルギーを持つ人も多い。快適に過ごすためにはどうすればよいのだろう? オリコンでは今春の花粉症シーズンを乗り越えた20〜50代の社会人1000人を対象にした『花粉症の実態と対策についての意識・実態調査』を実施。ユーザーの対策法や実体験をもとに、仕事や家事の効率を落とさずに秋花粉の季節を乗り切るヒントを探った。

◆秋の花粉とみんなの花粉症対策

 秋に花粉症を引き起こす植物は、キク科のブタクサやヨモギ、アサ科のカナムグラなどが代表的だ。特に外来種のブタクサによるアレルギーはスギよりも発見が早く、1961年に日本で最初に花粉症の症例が報告された植物として知られている。飛散時期は気候や地域によって異なるものの、多くは8月から10月にかけて。スギやヒノキなどの高い木から飛ぶ花粉は風に乗りやすいので遠くまで運ばれるが、秋花粉は背の低い草本植物であるため、飛散範囲は狭い点が特徴だ。そのため、植物の近くに行かないだけで花粉症の症状は軽減できるが、これら植物は野原や荒れ地はもちろんのこと、住宅地やオフィス街などの道端でも生育している。気づかぬうちに秋花粉を吸いこんでしまう可能性もあるのだ。

 では、花粉症対策はどのようにすればよいのだろうか。前述の調査で今春行った花粉症対策を聞いたところ、【内服薬】(55.9%)、【マスク】(54.9%)、【目薬】(52.0%)が半数以上にのぼった。また、実際に行って効果があったと答えたものは、【内服薬】が46.1%、【マスク】が21.7%で、薬の服用が定番化していることがうかがえる。しかしその一方で「眠くなるから」(女性/40代/和歌山県)「のどがかわくから」(男性/50代/三重県)という理由で服用しなかった人や、服用を中止した人もいた。


◆花粉症シーズンを支える「第二世代抗ヒスタミン薬」

 鼻みずやくしゃみなどの症状を抑えてくれる、花粉症の薬を飲むと、眠くなったり、ボーっとしてしまうため抵抗を感じる人は多い様子。そもそも、どうして花粉症の薬を飲むとだるくなってしまうのでしょうか。東北大学医学部で機能薬理学を研究している谷内一彦教授にうかがいました。「花粉症の治療には、アレルギーの主要な原因となるヒスタミンの働きをブロックするためには、抗ヒスタミン薬を使うことになります。しかし、昔からよく使われている第一世代の抗ヒスタミン薬は鼻みずやくしゃみといったアレルギー症状を抑えるだけではなく、集中力や判断力、作業能率や覚醒の維持に必要な脳内ヒスタミンまでブロックしてしまう場合があります。この状態をインペアード・パフォーマンス(損なわれたパフォーマンス)と言います。それにより、脳の認知機能が低下するのです」と説明する。

 最近注目されているのは、1990年以降に開発された第二世代だ。「こちらは、脳内ヒスタミンには作用しないため、インペアード・パフォーマンスが起こりにくくなっています。連続服用も可能で、花粉症時期の対策としては有効でしょう」(谷内教授)。病院で処方される薬はほとんどがこの第二世代だが、近年では薬局でも購入できるようになった。特に、昨年11月に発売された『アレグラFX』は医療用と同じ成分が同用量配合されたスイッチOTC薬。発売前から雑誌やテレビで取り上げられ、今春、初めての春花粉シーズンでも注目に。消費者からはもちろんのこと、販売する薬剤師からも「お客様に自信をもってすすめられる」との意見があがっている。インペアード・パフォーマンスが起こりにくいという点も評価されているようだ。

 花粉症の症状もつらいが、インペアード・パフォーマンスにより仕事や家事に支障をきたすのもなんとかしたいもの。秋花粉にアレルギーを持つ人は「花粉に近づかない」「上手に薬を選ぶ」等の対策をとった方がよさそうだ。

【秋花粉特集】薬の選び方ひとつで快適に! あなどれない秋花粉、注意すべきポイントは?

タグ

オリコントピックス