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宮崎駿監督作品『風立ちぬ』が興収100億円突破 『ポニョ』以来5年ぶり快挙

 宮崎駿監督の最後の映画作品『風立ちぬ』が、7月20日の公開から54日間(11日時点)で観客動員数800万人、興行収入100億円を突破したことが12日、わかった。興収100億円突破は、邦画としては2008年7月に公開された『崖の上のポニョ』以来、5年ぶりの快挙となった。

興行収入100億円を突破した宮崎駿監督作『風立ちぬ』(公開中)(C)2013 二馬力・GNDHDDTK

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 100億円突破は、邦洋合わせても2010年7月公開の『トイ・ストーリー3』以来、久しぶりの大記録。公開8週目に入っても、全国で老若男女問わず幅広い層を取り込み、リピーターも続出するなど、人気は全く落ちず。今月6日に行われた宮崎監督の引退会見の効果もあり、7・8日の週末2日間の興収が前週比134.5%と伸び、週末興行成績は公開から8週連続1位を記録していた。

 邦画としては、同じくジブリ作品『ハウルの動く城』(2004年11月公開)が記録した9週連続記録に並ぶ勢いで、9月中にも動員1000万人突破も射程圏内に入ってきた。10月以降の興行成績次第では、『崖の上のポニョ』にも迫る勢いを見せている。

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