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映画『貞子3D2』がついに公開。瀬戸康史「貞子への愛がハンパない!」

 3Dアトラクションホラー・シリーズ第2弾『貞子3D2』が30日に公開初日を迎え、舞台挨拶に主演の瀧本美織をはじめ、主要キャスト陣が登壇した。瀧本は「すごい怖かったと思うんですけど、今日が初日という実感がない。でもすごく嬉しいです。今日は来てくださってありがとうございます」と観客に向けて感謝を述べた。英勉監督も「ホントにこの暑い中、平日の午前中からホラーを観るという奇特な人たちに支えられて、この場に居られることを幸せと思います(笑)」と挨拶した。

初日舞台挨拶に登壇したキャストと監督。(写真左から)貞子、田山涼成、山本裕典、瀧本美織、瀬戸康史、平澤宏々路、鈴木光司(原作者)、英勉監督(C)De-View

初日舞台挨拶に登壇したキャストと監督。(写真左から)貞子、田山涼成、山本裕典、瀧本美織、瀬戸康史、平澤宏々路、鈴木光司(原作者)、英勉監督(C)De-View

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 『貞子3D2』は、前作の謎の大量死を引き起こした『呪いの動画』事件から5年後。安藤孝則と鮎川茜の間に、一人娘・凪が産まれていた。出産後に茜は死亡し、孝則は妹の楓子(ふうこ)に凪を預け、娘との距離を撮った。その頃、『呪いの動画』による死亡事件が再び頻発する――。というストーリー。

 これまでの会見などでも、ホラーが大の苦手で怖がりだと明かしていた瀧本は「怖がりすぎてどうしようもなかったんですけど、みなさんに支えて頂いて、無事に完成しました。本当に素敵な作品です。よろしくお願いします」と挨拶。すると、田山涼成からは「『台本の表紙が黒だから怖い〜』って。主役ですよ? 美織ちゃんの怖がり方は尋常じゃない」と暴露され、苦笑い。

 前作同様、安藤孝則を演じた瀬戸康史は「2作目がやれるということは、前作たくさんの方に楽しんで頂けたということで、感謝の気持ちでいっぱい」と語り、「僕は『貞子3D』を通常の2Dバーションを観て、3Dも、スマ4Dでも観まして、この共演者の中で誰よりも貞子への愛がハンパないです!」と自信たっぷりに宣言。すると瀬戸同様、前作に続き、死刑囚・柏田清司を演じた山本裕典は「前回も撮影日数が1、2日で、今回も1日で……。そして僕、試写会の方が仕事の都合で行けなくて、DVDでしか見れてない。瀬戸くんと違って。この中でいちばん『貞子3D2』、貞子に対する気持ちが薄い役者かもしれませんけど、本日公開なのでプライベートで観たいと思います」と苦笑いで挨拶。

 今作で、父親役を演じた瀬戸は「父親という面では、あまり父親らしいことはしてない。なので、そこはあまり気にしていなくて、前作とギャップがある役だったので、“人ってこんなに変わるんだ”っていうくらい変わってやろうと思って演じた」と役づくりについて語り、「いろんなものを抱え込んじゃっている役で、芝居として“悲しい顔”とか“つらい顔”とかをわかりやすくやるのではなく、毛穴からオーラみたいなものをにじませるみたいなのは意識しました」とコメント。また、完成披露の際、父親らしいことをしていなかったため、娘役の平澤宏々路(こころ)が「懐いてくれなかった」と明かしていた瀬戸だったが、この日、平澤からお手紙をもらったということで「『本当は大大大大好きです』って書いてあって。めちゃめちゃ嬉しかったです。ありがとね」と笑顔をこぼした。

 山本は「前回はどっちかっていうと人と対話しなかった。ひとりでカメラに向かってお芝居をしていたんですけど、今回は美織ちゃんとの二人芝居で。人と話をする柏田ってどんなんなんだろう?ってすごくそこは試行錯誤しました」と明かし、「1回目死んで、今回も死んで、でも今回またヒットしてね、『貞子3D3』があるのであれば、山本裕典、いや柏田清司はまた復活します!」と高らかに宣言。それに対して田山も「山本くんじゃないですけど、仕事に困っているわけじゃないですけどね、ヒットしたら、私も出たいので、よろしくお願いいたします」と懇願。

 最恐アトラクションホラーということで、「現実世界で怖いことは?」と聞かれると、瀧本は「またホラー映画に出ることです」と語り、『次回作があったら?』とツッコまれると「あると思うじゃないですか? だから、幸せなシーンだけ呼んでください」と監督にお願い。瀬戸は「前作の『貞子3D』が終わって、ちょっと霊感があるので、ちょっと怖いことが起こって、今回の『貞子3D2』の撮影が終わって風邪をひいたり、監督が財布を落としたり…。そういったちょと怖い、地味に嫌なことが起こること」とコメント。

 山本は、先日行われたプレミアム試写会で、東方神起がサプライズゲストで登場したときの話題に触れ、「最初は「キャー瀬戸く〜ん」、「キャー美織ちゃん可愛い〜」「裕典く〜ん」みたいな感じで、けっこうキャーキャー言われてたんですよ。『今回もいい感じだな』って思ってたんです。で、東方神起が登場したら、ハンパじゃない歓声が起こって。最初何も出してなかったのに、いきなり東方神起のうちわ出してきて。『ファン怖っ』って思った」と話し、さらに「それと、次回作出たい出たいって言っていて、呼ばれなかったら怖いですね」と語り、笑いを誘っていた。

 またスペシャルゲストとして、原作者の鈴木光司氏も登場。「そもそも貞子とは何者なのか? 劇団に所属して、女優を目指していた美しい可憐な少女だったんですよ。夢は何だったかというと、映画に出たり、こうやって舞台に上ること。みなさんのおかげで貞子の長年の夢が果たせました。ありがとうございました」と感謝を伝え、「貞子、貞子、これで成仏しろ!」と貞子に呼びかけ、笑いを誘った。

 最後に瀧本が「映画館がお化け屋敷みたいにアトラクションみたいに楽しめる映画になっています。怖いだけじゃなくて、どこかホッとして、家族愛とか親子愛にもあふれている作品なので、ぜひ広めてみてください」と改めて映画をアピール。すると、瀧本が大ヒット中の映画『風立ちぬ』でヒロインの声を務めていることもあり、英監督が「ぜひ広めて頂いて、『風立ちぬ』を超えちゃったりするようなね。『生きねば。』の次は『死なねば。』…みたいな」と笑いを交えて話すと、瀧本も「ぜひそのキャッチコピーでお願いします」と笑顔で会見を締めた。

 映画『貞子3D2』は、角川シネマ新宿ほかにて、全国ロードショー中。なお、現在発売中の『デ☆ビュー』10月号には、山本裕典が特集『愛されキャラになれっ!』に登場。吉村卓也&上鶴 徹とともに、舞台『私のホストちゃん』について語っているインタビュー記事を掲載中。

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  • 初日舞台挨拶に登壇したキャストと監督。(写真左から)貞子、田山涼成、山本裕典、瀧本美織、瀬戸康史、平澤宏々路、鈴木光司(原作者)、英勉監督(C)De-View
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提供元:Deview

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