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井川遥が連ドラ初主演 『セカンドバージン』脚本家・大石静の新作

 NHKで2010年秋に放送され社会現象を巻き起こした『セカンドバージン』の脚本家・大石静氏が、同局の新作ドラマ『ガラスの家』を書き上げ、9月より総合テレビで放送されることが6日、わかった。主演は、女優・井川遥。意外にも井川は、NHK・民放を通じて連ドラの主演は今回が初となる。

大石静の新作ドラマ『ガラスの家』に主演する井川遥(撮影:北田理純)

大石静の新作ドラマ『ガラスの家』に主演する井川遥(撮影:北田理純)

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 新作について大石氏は「父と長男は財務官僚。次男は司法試験浪人中。そんな男だけの3人家族の前に、現れたひとりの女。はかなさと潔さを合わせ持つ、この女の出現によって、男達は次第に、心の中に押し隠していた欲望、愛、理想に目覚めてゆきます。日常では味わえない官能とスリル、常識とタブーを超えて求め合う男女の力強い愛を、ドラマの中でお楽しみいただけたらと思っています」とコメント。

 井川演じる主人公・玉木黎(たまきれい)は、何事にも消極的で、人生に希望を見出せずに生きてきたが、ある男性との真実の愛に目覚め、変わっていく。今作で大石氏が描くのは『セカンドバージン』で鈴木京香が演じた主人公より、さらにたくましい女性像だ。

 井川は「常識や倫理を越えた、その先にある愛のかたち、人間の真実とは? 揺れ動く女心を、繊細かつ大胆に表現していければと思っています。大石静さんが描く、家族の絆や恋愛模様。その多くの作品に、私自身慣れ親しんできました。この『ガラスの家』もたくさんの方に楽しんで頂けるよう、ミステリアスな主人公、黎を精一杯演じたいと思います」と意気込みを語っている。

 制作統括の屋敷陽太郎チーフ・プロデューサーは、「今、大人の女性たちが一番憧れ、自らの思いや悩みを素直に投影できる女優が、井川遥さんだと思う」と期待を寄せる。

 父と同じ道を歩み、財務省に勤務する長男・仁志役に斎藤工、次男・憲司役に永山絢斗、黎と再婚する仁志と憲司の父・一成役に藤本隆宏、ほか梅舟惟永菊池桃子片岡愛之助らが出演。1970年代にピンク・レディーや山口百恵などアイドルの曲を手がけヒットを連発した都倉俊一氏が音楽を担当する。

 9月3日スタート、毎週火曜(後10:00)、全9回放送。

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