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生瀬勝久が怪気炎、不自然さ倍増の矢部謙三再演

 俳優の生瀬勝久が演じる“伝説の刑事”が帰ってくる。権力と金にはめっぽう弱いが、目下の人間には理不尽なまでに厳しい、前代未聞の刑事・矢部謙三だ。23日に東京・六本木のテレビ朝日で行われた『警部補 矢部謙三2』の制作発表会見で生瀬は「今回はメチャクチャ度とミステリー度が増しています! いうなれば“ミステリー・コメディー・サスペンス”。最初に犯人を当てられるもんなら、当ててみろってことですよ! 謎を解けるなら解いてみろってハナシですよ!」と怪気炎を上げた。

7月5日スタートのテレビ朝日系ドラマ『警部補 矢部謙三2』に出演する(左から)池田鉄洋、畠山彩奈、生瀬勝久、大和田伸也

7月5日スタートのテレビ朝日系ドラマ『警部補 矢部謙三2』に出演する(左から)池田鉄洋、畠山彩奈、生瀬勝久、大和田伸也

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 同ドラマは、人気シリーズ『TRICK』で注目を集めたキャラクター・矢部謙三を主人公に据えたスピンオフ作品。2010年に『TRICK』放送開始から10周年を記念して制作された第1シーズンは深夜帯の放送ながら好評を博し、3年の歳月を経て、スピンオフ作品としては初の連続ドラマ新シリーズが放送決定した。

 相棒・秋葉原人(池田鉄洋)に加え、今作では新レギュラーとして、恐妻家の警視総監・御手洗ちかお(大和田伸也)とその娘・御手洗未来(畠山彩奈)が登場。明晰な頭脳を駆使して事件の真相に迫る未来と、その手柄を横取りして出世を狙う矢部、そして浮気をネタに脅しをかける矢部を殉職させようと凶悪事件の最前線に彼を送りこむ警視総監、それぞれの思惑が絡み合い、事件は毎回、意外な展開をみせる。

 生瀬の宣言通り、謎解き要素もパワーアップ。ウイルステロ、海外要人暗殺計画など、“骨太”な事件が次々と発生。相棒が必ず死ぬ女刑事、誰にでも変装できる暗殺者、婚約者が必ず死ぬ銀座ママなど、『TRICK』シリーズの代名詞とも言える強烈なキャラクターが毎回登場する。

 矢部が抱える頭髪問題も“不自然さ”を増す。生瀬は「一番のみどころは、矢部が潜入捜査をするところ。いつもの“自前”の髪じゃなく、変装してカツラをかぶって出てくるんです。言っておきますが、矢部は13年前から変わってない! 髪はもちろんずっと“自前”ですからね!」と必死にアピール。

 生瀬は「全国の皆さんに観ていただいて、ぜひとも『土曜ワイド劇場』(同局の2時間ドラマ枠)に進出したいです! 皆さんの視聴率が私たちの生計を支えています」と視聴を呼びかけていた。

 『警部補 矢部謙三2』はテレビ朝日系7月5日スタート。毎週金曜午後11時15分より放送(※一部地域を除く)。

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  • 7月5日スタートのテレビ朝日系ドラマ『警部補 矢部謙三2』に出演する(左から)池田鉄洋、畠山彩奈、生瀬勝久、大和田伸也
  • 破天荒な刑事・矢部謙三のキャラクターそのままに、にぎやかなイベントの模様(C)テレビ朝日
  • テレビ朝日系ドラマ『警部補 矢部謙三2』の主題歌は、5人組ロックバンド、ザ・マスミサイルの11枚目のシングル「グッド・バイ」(8月7日発売)に決定。バンド結成13年目にして初のドラマ主題歌

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