アイドルグループ・AKB48の倉持明日香（23）が18日、東京・神宮球場で行われたプロ野球セパ交流戦・ヤクルトスワローズ×千葉ロッテマリーンズ戦で、両チームに在籍していた、父親で元プロ野球選手・倉持明氏（60）とともに始球式を行った。

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　「ノーバウンドで投げられるように」と気合を入れ、背番号「80」のユニフォームでマウンドに立った倉持。真剣な表情で、ミットを構える父に放ったボールは、左に大きく反れ、父が球を取りに行く結果に。だが、二人の様子を見ていた客席からは温かい拍手が送られた。

　始球式後に倉持は「4回目の始球式だったけど、しっくりくる内容ではなかった。投げた瞬間やっちまったなと」と悔しい表情を浮かべた。明氏も「しょうもないボールでした」と渋い表情を浮かべるも「次回はしっかりと練習させて、式に臨みます。多少の遺伝子はあると思いますし、多少ね」と茶目っ気あるコメントで報道陣を笑わせていた。

　また、6月に行われるAKB選抜総選挙について聞かれた倉持は「気持ちはいつも、ホームランなんですが。行けるところまで、自分の力でいきたい」と次なる戦いに向けて、意気込みを語っていた。

　今回の始球式は、競馬G1レースの予想対決「AKBのガチ馬2 リベンジ」で優勝したご褒美のひとつ。加えて、「いつもそばに」（29日発売）でCDデビューも決定している。グループからのソロデビューは板野友美、前田敦子らに続いて10人目となる。