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樹木希林、D・ホフマンのキスに困惑「夫に殺されないようにしないと」

 ハリウッド俳優のダスティン・ホフマンが9日、都内で初監督を務めた映画『カルテット!人生のオペラハウス』の来日記者会見に出席した。この日は、ゲストに女優の樹木希林も登場。日本を代表する大女優の樹木も「桁が違います。レベルが違いますから」と恐縮し、「75歳になられたんだなという驚きの方が大きい。まぁ、私も年を取っているのでしかたないですけれど」としみじみ。ダスティンは「40年前、一緒によくデートをしましたよね? その時は非常にホットな女優さんでした」とジョークを飛ばすと、突然頬にキス。樹木は驚きながらも「私には40年別居している夫がいるものですから、非常に困りました。今でも愛情を持ち続けてくれて、やきもち焼きなので、夫に殺されないようにしたいと思います」と応え、笑いを誘った。

ほっぺにキスをする(左)ダスティン・ホフマン監督と樹木希林 (C)ORICON NewS inc.

ほっぺにキスをする(左)ダスティン・ホフマン監督と樹木希林 (C)ORICON NewS inc.

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 同作は、オペラ『椿姫』で有名な音楽家・ヴェルディが建てたイタリア・ミラノに実在するホーム「ヴェルディの思い出の家」をモデルに映画化。音楽家を引退したかつてのスターが再集結し、自分たちが暮らす音楽の館「ビーチャム・ハウス」の存続をかけたコンサートのため、奮闘する姿を描く。

 作品を鑑賞した樹木は「年を重ねる能力、魅力的に生きる能力を集め、監督が指揮者になられた。日本は年をとることがいいとされていないですが、年をとるのって素敵だなと感じるいい機会をいただきました」とアピール。ダスティンから「香りのついた数珠のようなものをプレゼントされた」と明かし、「私は年をとって物を整理していたので、頂きたくないと思ったのですが、申し訳ないので頂きました。それで、『私は何もプレゼントがないんです』と言ったら、青年のような声で『後で金をくれ』と言われました」と、ユーモアたっぷりに感謝を伝えていた。同作は19日より全国公開。

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  • ほっぺにキスをする(左)ダスティン・ホフマン監督と樹木希林 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『カルテット!人生のオペラハウス』の来日記者会見に出席したダスティン・ホフマン監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『カルテット!人生のオペラハウス』の来日記者会見に出席した樹木希林 (C)ORICON NewS inc.

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