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【オリコン】全聾作曲家・佐村河内守が175位→2位に急上昇 5年10ヶ月ぶり快挙も

 全聾の作曲家・佐村河内守(さむらごうち・まもる、49)氏のクラシックアルバム『佐村河内守 作曲:交響曲第1番《HIROSHIMA》』(2011年7月発売)が週間2.2万枚(累積9.1万枚)を売り上げ、4/15付週間ランキングで前週175位から2位に急浮上した。

クラシックアルバム『佐村河内守作曲:交響曲第1番《HIROSHIMA》』が発売から1年9ヶ月で最高位2位を記録

クラシックアルバム『佐村河内守作曲:交響曲第1番《HIROSHIMA》』が発売から1年9ヶ月で最高位2位を記録

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 先月31日にNHK総合で密着ドキュメンタリー番組『NHKスペシャル 魂の旋律〜音を失った作曲家〜』が放送されたことを受けての急上昇。本作のTOP10入りは昨年12/3付で9位を記録して以来4ヶ月ぶりで、発売から1年9ヶ月にして週間売上・順位ともに最高記録となった。

 前週100位圏外からのアルバムTOP3入りは異例で、2007年5月にZARDのボーカル・坂井泉水さん(享年40)の急逝により、2007年6/11付でZARD『Golden Best 〜15th Anniversary〜』(2006年10月発売)が前週300位圏外から3位に急上昇して以来5年10ヶ月ぶり。男性アーティストのクラシックアルバムTOP3入りは、ピアニスト・辻井伸行の『debut』(2007年10月発売)が2009年6/29付で2位を記録して以来3年10ヶ月ぶりとなった。

 本作は、15年前に両耳の聴力を完全に失った佐村河内氏が、絶対音感を頼りに被ばくの苦しみ、復興の願いを込めて作曲した自伝的作品。2011年4月に大友直人氏が指揮を執り、東京交響楽団が80分以上におよぶ壮大な交響曲を演奏・録音し、同年7月にCD化された。

⇒⇒ 佐村河内守のチケット発売情報



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