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朝ドラ『純と愛』期間平均視聴率17.1% 最終回で20%超え

 女優・夏菜(23)主演のNHK連続テレビ小説『純と愛』で3月30日に放送された最終回の番組平均視聴率が20.2%だったことが1日、わかった。昨年10月1日から全151話の期間平均視聴率が17.1%だった。視聴率はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区。

2012年後期NHK連続テレビ小説『純と愛』が終了 (C)NHK

2012年後期NHK連続テレビ小説『純と愛』が終了 (C)NHK

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 期間平均視聴率では、2003年前期『こころ』(主演:中越典子)で記録した21.3%以来、9年ぶりに20%を超えた前作『梅ちゃん先生』(主演:堀北真希)の20.7%に及ばなかったものの、最終回では初回の19.8%を上回った。

 同ドラマは、『家政婦のミタ』(日本テレビ)などを書いた遊川和彦氏が初めて“朝ドラ”の脚本に挑戦。沖縄・宮古島でホテルを経営する両親のもとを飛び出し、大阪のホテル業界に就職したヒロイン・純(夏菜)が、不思議な青年・愛(いとし/風間俊介)と出会い、お互いの孤独な魂にひかれ合い、愛を深めながら、さまざまな障害を乗り越えゴールイン。純と愛、若い夫婦を中心にお互いの家族や大阪下町の人々を巻き込んだ愛情物語が繰り広げられた。

 10月1日の初回視聴率は19.8%。前作『梅ちゃん先生』(堀北真希主演)が初回で記録した18.5%を上回り、最近では2006年後期の『芋たこなんきん』(20.3%)に次ぐ好スタートを切った。

 物語の終盤で、故郷の宮古島に戻った純は、譲り受けた別荘を改装して、ホテルを開業する希望に向かって邁進していた。その矢先に、愛が脳腫瘍で倒れてしまう。手術後、愛の意識が二度と戻らない可能性もあると医師に告げられ、純は葛藤する。最終回では、たとえ愛が目覚めなくても、決して下を向かず、胸を張り、愛する人を守りながら自分の信じた道を命懸けで進もうと決意。眠る愛に改めて自分の思いを伝えた純が、そっと愛にキスをすると、愛がわずかに反応する“逆・眠り姫”シーンで幕を閉じた。

 4月1日から女優・能年玲奈主演の『あまちゃん』(月〜土 前8:00 総合ほか)の放送がスタートした。

朝ドラ最近5作品の期間平均視聴率
2012年前期『梅ちゃん先生』20.7%
2011年後期『カーネーション』19.1%
2011年前期『おひさま』18.8%
2010年後期『てっぱん』17.2%
2010年前期『ゲゲゲの女房』18.6%

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