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1月期ドラマ満足度1位 『いつか陽のあたる場所で』

 1月期ドラマの第1話の満足度調査が出そろった。視聴者に作品の満足度を10点満点で採点してもらい、8〜10点をつけた割合の高い順に、プライムタイム枠と深夜枠に分け、上位16番組を掲載した。もっとも満足度が高かった番組は、本誌1月21日号「ドラマ期待度調査」で11位だった『いつか陽のあたる場所で』。罪を犯してしまった2人の女性の、出所後の日常と家族とのあり方を描いた内容だ。

NHK『いつか陽のあたる場所で』 毎週火曜22時〜

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絆を丁寧に描く物語が高評価

 視聴者の67.5%が満足と答えており、項目別では、「主演」(64.8%)が全作品中5位、「主演以外」(64.8%)と「セリフ」(59.4 %) が1位、「美術」(54.0%)が4位と、全項目で高ポイントを獲得。主人公の心の機微をじっくり描いた脚本や演出で、視聴者を物語にどっぷりと引き込んだ。

 上戸彩飯島直子のW主演に対する評価は全作品中5位(64.8%)、斉藤工、大東駿介藤田朋子ら「主演以外」の項目は64.8%で『LAST HOPE』と同率1位。「セリフ」の項目も59.4%で1位という結果に。作品そのものの評価が高く、91.9%の視聴者が「次回も観る」と答えた。

 満足度2位は『夜行観覧車』。湊かなえの原作をどう映像化するかに関心が寄せられた。結果、とくに脚本と演出が高評価で、「セリフ」の項目は全作品中2位(58.6%)、「映像」の項目は1位(61.3%)と、1話目から物語に引き込まれている様子がうかがえる。「次回も観る」と答えた視聴者は、全作品中もっとも多い97.3%だった。

 ラブコメ、ミステリー、職業ものなど、多岐にわたるテーマがそろった1月期だが、とくに高評価を集めたのは、家族の絆を丁寧に描いた人間ドラマだ。両作品とも、「感動する」「心にしみわたる」といった感想が目立った。このほか、幼少時代を演じた『とんび』の五十嵐陽向や、『八重の桜』の鈴木梨央ら、子役の演技にも注目が集まった。(オリジナル コンフィデンスより)

【調査概要】
調査期間:13年1月8日〜1月31日 調査対象:10代〜50代の男女 計500人
調査地域:1都1道2府14県
関東圏( 東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬)、 関西圏( 大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)、その他(北海道・愛知・岡山・香川・福岡)
※『八重の桜』は福島も含む ※テレビ東京が視聴できる道・県調査方法:インターネット調査満足度:番組を視聴した人に、作品の満足度を10点満点で採点してもらい、8点〜10点(=満足)をつけた人の割合

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