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村上たかしの名作『ぱじ』、伊東四朗&小林星蘭でドラマ化

 2010年に映画化され話題となった『星守る犬』の作者でもある漫画家・村上たかしの名作4コマ漫画のシリーズ『ぱじ』が、テレビ東京系でドラマ化されることが8日、わかった。両親を亡くした5歳の女の子と71歳の祖父との愛と絆の物語。「ぱじ」こと祖父の茂吉役で主演するのは、俳優・伊東四朗(75)。孫娘「もも」を子役の小林星蘭(8)が演じる。67歳差のコンビが、涙なしには見られない感動的なドラマを紡ぎだす。

 原作は1999 年から6 年間、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載され、2000 年に第4 回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した作品。村上氏が、阪神淡路大震災を経験した直後、「家族とのありふれた日常こそが、かけがえのない宝物」という想いで描き始めた。

 ドラマ化を受けて村上氏は「大好きな伊東四朗さんはじめ、最高のキャストでドラマ化して頂けることになり、とても光栄です。二人をとりまく、可笑しくてちょっと切ない、温かい日常に、ほっこりしてもらえればうれしいです」とコメントを寄せている。

 親代わりの祖父で、たった一人で孫娘を育て上げることを決意し、ももとの生きがいに満ちた同居生活を過ごす「ぱじ」を演じる伊東は、「いやーこれはとんでもない? 大役です。はたしてこんな子育てができるものか。今までやってきた役の中で、一番むずかしいかも」と、興奮する。

 「ぱじ」の頑張りや周囲の人々の支えもあって、「もも」は素直でよい子に育つ。原作漫画を読んで小林は「まわりに気をつかう、優しくて明るくて大ざっぱで元気な女の子、ももちゃんと私は似ているって思うところが沢山あった」という。

 伊東をはじめ大人たちに囲まれる現場にも「演技が上手な方たちの中で、とっても緊張するけれど、最初にももちゃんに感じた『似てる!!同じだ!!』と思ったところやももちゃんワールドが見ている人に伝わったらいいな」と、強い姿勢を見せていた。

 「ぱじ」と「もも」の二人三脚の生活に、力を貸す近所の住人に吉行和子伊武雅刀三宅裕司ら、「もも」の亡き母役にミムラが出演する。放送は今春を予定している。

 同局の瀧川治水プロデューサーは、「近年、母子・父子家庭、不景気から働くママも増え、祖父母が孫を育てる『育ジイ・育バア』も増えていると聞きます。ご高齢者にとっての育児は本当に大変。その当事者やご家族にも元気を出してもらいたいと思ってドラマ化を考えました。ドラマの最後には、涙腺が一気に緩む素敵な場面を作りました。今にも続く悲しみ、絶望、不安の中でも、“希望の光”を照らすことを意図したドラマです。小さなお子さんからお年寄りまで、ご一緒にご覧になってください」と語っている。



関連写真

  • 今春放送のテレビ東京系スペシャルドラマ『ぱじ~ジイジと孫娘のほっこりラブストーリー』(仮)に主演する伊東四朗と小林星蘭
  • 『ぱじ』原作イラスト(C)村上たかし/集英社週刊ヤングジャンプ

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