『黒執事』が水嶋ヒロ主演で実写映画化

 累計発行部数1400万部を超える漫画家・枢やな氏の大ヒットコミック『黒執事』が、俳優の水嶋ヒロ主演で実写映画化されることが8日わかった。水嶋にとって3年ぶりの映画主演で俳優復帰作となる。知識・教養・品位・料理・武術・容姿のすべてにおいて完璧な完全無欠の悪魔の執事である主人公セバスチャン・ミカエリスを演じる水嶋は「いままで何をするにしても自分の脳みそが出している答えを信じて行動してきましたが、プロデューサーとこの作品を信じるべきだという直感に、僕は従わざるをえません。良い作品にするにはどうしたらいいか、それを常に考えながら毎日を過ごしています」と意気込みを語る。撮入は今年4月予定で、2013年公開。

 原作は「月刊Gファンタジー」(スクウェア・エニックス刊)で2006年から連載中。2008〜2010年までテレビアニメで放送、2009年には舞台が上演され、その人気を不動のものにすると同時に2010ジャパン・エキスポ・アワード最優秀少年漫画部門受賞、2011Animagic(ドイツ)にてBest International Manga賞など数々の賞を国内外で受賞している。

 全世界42の国と地域で発刊されており、ストーリーのテンポ、張り巡らされた伏線、謎解きのクライマックスを持つ同作は、映画会社から実写映画化のオファーが集中していたが、原作者の枢氏はプロデューサーの熱意とセバスチャン役を水嶋ヒロが演じることで映画化権を許諾したという。

 プロデューサーの松橋真三氏は水嶋のキャスティングについて、「原作で圧倒的な人気を持つ主人公の黒執事(セバスチャン)を日本人で演じることのできる人を探すのは至難の業。私はずっと、それができるのは水嶋ヒロしかいない、と思っていました。読者も納得だと思います」と自信をみせる。さらに、俳優業から遠ざかっていた水嶋に対し、「水嶋さんがやらないのならこの映画化はしない」と1年半以上かけて口説いたことも明かした。すでに水嶋は作品のためのアクショントレーニングに入っているという。

 なお、ストーリーは完全オリジナルになり、映画『NANA』シリーズの大谷健太郎監督と、テレビアニメ『TIGER&BUNNY』やSMAPとのコラボレーションで話題になったCM『GATCHAMAN』(NTT)のさとうけいいち監督の2人がタッグを組んで映画化する。水嶋の復帰作に大谷監督は「この上なく美しくエレガントな執事。しかも悪魔。最高のハマリ役を得た水嶋さんの魅力を、思い切り炸裂させます」と意気込み、さとう監督は「否応無しにこちらもイメージのアドレナリンが沸き立ちます! アクションにおいても、カッコイイの斜め上行くものを見せる事ができたらと思っております。セバスチャン役を時に怖く!時には優しく……水嶋ヒロに期待です!」と期待を寄せている。



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