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ももクロ、紅白の次なる目標は「国立」 女性アイドル初の快挙目指す

 結成当初からの念願だった『NHK紅白歌合戦』初出場を果たしたアイドルグループ・ももいろクローバーZが、1日午前8時10分すぎからスタートしたUstream『momocloTV』生放送で、今後は「国立競技場」でのコンサートを目指して活動していくことを宣言。早くも次なる目標を明確に打ち出した。

ももいろクローバーZ、目標は紅白初出場からの…「国立競技場」(写真左から有安杏果、佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに) (C)ORICON DD inc.

ももいろクローバーZ、目標は紅白初出場からの…「国立競技場」(写真左から有安杏果、佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに) (C)ORICON DD inc.

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 ももクロは昨年12月27日、公式サイトで「元日重大生発表」と記載したバナーを掲載しファンは騒然。同28日の紅白リハーサル初日には、前面に「祝・紅白歌合戦初出場からの…」、背中に「35.678067,139.714894」の数字が羅列された赤のTシャツを着用して登場。関係者からは「緯度と経度」を示した数字であることのヒントが与えられ、東京・国立代々木競技場の座標と一致することまでが判明していた。

 生放送番組でももクロは、2階建てオープンバスに乗って都内の思い出の地を回り、終着地は「国立競技場」。リーダーの百田夏菜子(18)は「(グループの)名前を変えるだの、高城(れに)が辞めるだの、解散だの何だの言われますが、冗談じゃないですよ! まだももクロはここじゃ止まれない。紅白のステージは夢の通過点でしかなかった」と声を荒げ、先読みして集結した大勢のファンに向かって「いつかこの目の前にある国立競技場で、絶対にコンサートをすることを誓います」と宣言。ファンは大歓声を送った。

 東京ドームよりも多い6〜7万人を収容する同所は年に1〜2組しかコンサートを行うことができず、過去に公演を行ったのはSMAP、DREAMS COME TRUE、、L’Arc〜en〜Cielの4組のみ。現在の同競技場は2014年7月から解体され、2015年10月から「新国立競技場」の着工予定、2019年3月完成予定であることから、改築前に残された時間は限られている。百田は「今年できるのか、5年後になるのか、いつになるのかわからない」としながらも、国立競技場公演を目指すとした。

 ももクロは4月に西武ドーム2日間公演(計6万人以上動員)を行うことが決定、番組の同時視聴者数も最大3万9000人を超えたが、目標達成のためにはもう一段階、新規ファンを開拓、拡大する必要がある。視聴者の心を動かした紅白のパフォーマンスをきっかけに、もし国立競技場でのコンサートが実現すれば、現時点で史上最年少、女性アイドル初の快挙となる。

 なお、放送中には、有安杏果(17)が5日から1ヶ月間、声帯を休めるために歌唱を控えると発表。有安は「声を出せないだけで、イベントには何らかの形で参加します。皆さん見守っていてください」と呼びかけた。

>> 【紅白写真特集】 初出場アーティストリハーサル1日目リハーサル2日目

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