お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣が15日、都内で行われた『アンタッチャブル柴田英嗣の野生動物の倒し方』(竹書房刊)の発売記念イベントに出席した。柴田は休止状態になっている相方・山崎弘也とのコンビ活動について具体的な日程などは未定とした上で「漫才をライブでやったり、ラジオで絡んだり、『あれ、やってたんだ』って感じで…」とさり気ない復活を希望。報道陣から「来年の『THE MANZAI』（フジテレビ系）に出てみては？」と勧められると、「一回、（山崎に）言ってみます」と乗り気だったものの、「なかなか、うんとはいわなさそう。ハードルは高い」と苦笑していた。

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　復活には山崎のスケジュールの忙しさが障害になっているといい、「あいつが1人でとった仕事ですから『俺も一緒に』と都合良くはいかない」とコンビ復活までの道のりの厳しさをかみしめた。「ザキヤマとは差はできちゃってるから。今はとにかくその差を埋める作業に必死です」とレギュラーのラジオ番組などに全力を注ぐことを約束した。

　同著は芸能界一、動物に詳しいと自負する柴田が22種類の猛獣たちと万が一、出会ってしまった時の倒し方をシミュレートするという内容。猛獣との戦い方をテレビなどで披露して人気が出たタレントの武井壮については「師匠」と呼んだ。武井とは4、5年前から知り合いだったといい、「武井さんはフィジカルが強いから、僕とは倒し方が違う。僕は進化の過程でできた弱点を攻める」と胸を張ってオリジナリティを主張。「武井を倒すとしたら？　メンタルを攻めます。武井さんはメンタル弱いから」と笑わせていた。