“一人話芸日本一”を決める『R-1ぐらんぷり2013』の開催発表記者会見が12日、都内で行われ、出場を予定の芸人らが出席した。今年から東京、大阪に加え名古屋、福岡でも予選を実施。福岡大会への出場を表明したHKT48の中西智代梨は「HKTの中でもバラエティ班としてやっていて、さっしー（指原莉乃）も面白いと言ってくれる」と自信満々。得意の変顔を披露し、「アイドルだからって目線で見られるのは嫌。この場に立ってる以上、芸人としてやりたい。優勝して500万円欲しい」と熱く意気込んだ。

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　「初めてなので緊張してますが、（AKBグループの）先輩方も『M-1』に出ていたりするので、それを超えたいなと思います」とやる気十分で、「キャッチコピーで『朝からすき焼き大丈夫』と言っているので、すき焼き風呂につかりたい」と優勝賞金の使い道もすでに決定。同大会のPR大使を務める山崎邦正も変顔で対抗したものの、「僕は彼女と逆。面白いより、かわいいって言われたくてやってる」と笑わせた。

　2002年に誕生した同大会も今年で11回目。『M-1グランプリ』を抜いて最も息の長い大会に成長した。大会は12月24日に始まる1回戦を皮切りに来年1月22日まで予選を行い、準決勝は1月27日。来年2月に関西テレビ・フジテレビ系全国ネットで生放送される決勝戦は優勝賞金500万円を賭けて開催される。

　前回2012大会チャンピオンのCOWCOW・多田健二は「10回大会で終わるって噂もあって、正直終わってほしかった。次があるって聞いてクソッて思いました」と素直な思いを明かしつつ、「伝統を引き継いで新たなチャンピオンにがんばってほしい」とエール。優勝賞金500万円については「500万円じゃないですよ。税金が引かれて420万です。乗ってる車のサイドミラーを、この伊勢丹柄にしました」と明かしていた。

　会見にはほかに桂三度、ガリガリガリクソン、キャプテン渡辺、サイクロンZ、レイザーラモンRG、オレンジ田中、ひのひかり智が出席した。