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エレカシ、“団地出身”繋がりで映画『みなさん、さようなら』主題歌決定

 ボーカル・宮本浩次(46)の突発性難聴のため一時活動休止中のロックバンド・エレファントカシマシの2000年の楽曲「sweet memory」が、俳優・濱田岳(24)主演の映画『みなさん、さようなら』の主題歌に起用されたことが2日、わかった。同作は「団地」を舞台に主人公の人生を見つめた青春劇。宮本が幼少期を団地で過ごした“団地っ子”だったことがきっかけでプロデューサーが熱烈なオファーを送り、実現した。

エレカシの主題歌起用が決定した映画『みなさん、さようなら』より/(C)2012「みなさん、さようなら」製作委員会

エレカシの主題歌起用が決定した映画『みなさん、さようなら』より/(C)2012「みなさん、さようなら」製作委員会

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 実際に「sweet〜」を聴いた濱田は、楽曲と映画の世界観のあまりの一致ぶりに思わず涙を流したという。同曲は2000年に発売されたアルバム『sweet memory〜エレカシ青春セレクション〜』内に収録されており、同アルバムの「さらば青春」も挿入歌としての起用が決定している。

 映画は『アヒルと鴨のコインロッカー』の中村義洋監督がメガホンを執り、12歳で「ぼくは一生、団地の中だけで生きていく!」と誓った一人の少年の人生を描いた青春劇。団地で出会う人たち、団地の中にある商店などで初恋も、青春も、就職も、結婚もすべてを経験していく主人公の姿を温かく描く。

 中村監督と『アヒル〜』以来度々タッグを重ねてきた濱田をはじめ、共演に倉科カナ永山絢斗波瑠ら若手陣に田中圭ベンガル大塚寧々らが参加。映画『みなさん、さようなら』は2013年1月公開。

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