女優の高橋惠子(57)が16日、都内で行われた主演映画『カミハテ商店』の完成披露舞台あいさつに登壇した。映画『花物語』以来23年ぶりの主演作となったが、高橋は「後から聞きました。撮影中はそんなことまったく意識していませんでした」とあっけらかん。老けメイクを施して劇中で60歳の初老女性を演じ「老けていくのを面白がってやってました。撮影が終わってメイクを落とすと若返るので、それはうれしかった」と笑わせた。 高橋は、自身が初老女性役にキャスティングされた理由を、夫でプロデューサーの高橋伴明氏に直接質問。高橋氏は「諸条件を鑑みたときに、一番頼みやすく、頼めるのはこの人しかいなかった」と苦笑し、現在の女優・高橋惠子の印象を「これからじゃないですかね?」とポツリ。納得できない様子の高橋だったが、「どういう動機であれ、この役を振っていただいて芝居の幅が広がったと思う」と満足げに語っていた。
2012/10/16