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『特撮博物館』、29万人超の大盛況で終了 国内巡回展検討へ

 東京・木場の東京都現代美術館で開催中の『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』が8日に87日間(特別招待日含む)の会期を終え、最終的な来場者数は29万1575人だったことが9日、わかった。過去、スタジオジブリの企画協力のもと同美術館で行われたアニメーションに関するさまざまな企画展の中では『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』(2010年)に次ぐ第2位の記録となる。大成功を受けて、国内巡回展を検討していることも明らかになった。

『館長庵野秀明 特撮博物館』で再現された映画『巨神兵東京に現わる』の撮影セット。特撮撮影現場の雰囲気や記念撮影を楽しむ人で連日にぎわっていた

『館長庵野秀明 特撮博物館』で再現された映画『巨神兵東京に現わる』の撮影セット。特撮撮影現場の雰囲気や記念撮影を楽しむ人で連日にぎわっていた

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 10月3日に25万人を突破してから、6日間で4万人を動員。会期最後の週末3日間(5〜7日)は、閉館時間を午後7時30分まで延長して、駆け込みの来場者にも対応した。特撮全盛期の作品を見て育った40代以上の男性のみならず、20代のカップルや小さな子供を連れた家族、カメラをぶら下げた女子まで幅広い層に支持された。

 東京での開催は終了したが、来春から国内を巡回する形での再開を目指して検討を進めているとのこと。決定次第、公式サイト(http://www.ntv.co.jp/tokusatsu/)にて発表を予定している。また、会期中、人気を博したオリジナル図録『特撮博物館図録』(2冊セット)がセブンネットショッピングサイトにて通信販売されることも決定した。

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