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【オリコン】AKB松井咲子、ピアニスト初の快挙! デビュー作が初登場10位

 AKB48の現役音大生、松井咲子(21)のソロデビュー作で全編ピアノインストアルバム『呼吸するピアノ』(3日発売)が初週1.0万枚を売り上げ、10/15付週間ランキング10位に初登場した。ピアニストのデビュー作が初登場でTOP10入りしたのはオリコン史上初の快挙。これまで連弾兄弟デュオ、レ・フレールの『ピアノ・ブレイカー』(2006年11月発売)が記録した18位が初登場最高位だった。

ジャケットはAKB48美術部32人がデザインを考え「CD ONLY」盤は石田晴香の案が採用された

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 初登場週以外の達成を含めても、ピアニストのデビュー作TOP10入りは辻井伸行(24)に続く史上2組目。辻井のデビュー作『debut』(2007年10月発売)は、2009年にヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人初優勝したのをきっかけに、発売から1年7ヶ月後の2009年6/22付で8位(最高位2位)を記録していた。女性としては史上初で、フジ子・ヘミング(79)が『奇蹟のカンパネラ』(1999年8月発売)で記録した21位を12年11ヶ月ぶりに更新した。

 東京音楽大器楽専攻ピアノ科4年生、今年の「AKB選抜総選挙」では53位だった松井は「今回の発表を聞いて、私自身が一番びっくりしていると思います」と感激。「辻井さんは高校(東京音大付属)の先輩というのもありますが、レ・フレールさん、フジ子・ヘミングさん、皆さんすべてが私の憧れの方々。まだまだピアニストとしては駆け出しな私ですが、少しでも近づけるよう、そして皆様の応援に恥じないよう、引き続き頑張りたいと思います」と気持ちを新たにしている。

 学業を両立させて2010年3月にAKB48の正規メンバーとなった7期生の松井は、板野友美(21)、前田敦子(21)、岩佐美咲(17)、渡辺麻友(18)、指原莉乃(19)に続き、6人目のソロデビュー。本作の総合プロデュースは秋元康氏、音楽プロデュースは作曲家の服部隆之氏が担当した。

■松井咲子喜びのコメント
「今回の発表を聞いて私自身が一番びっくりしていると思います。
 今回ソロデビューをさせていただき、10月3日に紀尾井ホールで初めてのイベントをやらさせていただきましたが、観客の方から今回『AKB関係のCDを初めて買いました!』と言ってくれた人がいたり、『昔ピアノを弾いていたんですが、私の演奏を聴いて、またピアノを始めよう思った』と言ってくれる方がたくさんいたのが何よりも嬉しかったです。
 もっともっとこのアルバムを通してJ-POPやクラシックなどの垣根を越えて、ピアノの魅力に気づいて頂き、そしてピアノを好きになってもらえたら嬉しいです。
 ちなみに、辻井さんは高校の先輩というのもありますが、レ・フレールさん、フジ子・ヘミングさん皆さんすべてが私の憧れの方々なんです。まだまだピアニストとしては駆け出しな私ですが、そんな有名な方々に少しでも近づけるよう、そして皆様の応援に恥じないよう、引き続き頑張りたいと思います。
 また、この作品のプロデューサーの秋元(康)さんには、改めて今回このようなチャンスの順番をいただいたことのお礼を早く直接言いたいです。秋元さんがどんな意味を込めて私のデビューアルバムに『呼吸するピアノ』というタイトルをつけていただいたのかお聞きしたいです。

⇒⇒ AKB48のチケット発売情報

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関連写真

  • ジャケットはAKB48美術部32人がデザインを考え「CD ONLY」盤は石田晴香の案が採用された
  • 「CD+DVD盤」は佐藤夏希のイラストを採用

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