ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

北野武、ハリウッド俳優からのオファーに困惑「使いようがねえよなぁ」

 北野武が自ら監督、脚本、編集手掛け主演も務める映画『アウトレイジ ビヨンド』の公開に先駆け、俳優・加瀬亮とそろってORICON STYLEのインタビューに応じた。北野組参加の喜びを語る加瀬の隣で、北野監督は海外の俳優からも出演オファーが届いているとポツリ。「こないだジュード・ロウはテレビ局まで来たよ。『俺を使え』って」と明かしたほか、映画『アベンジャーズ』で来日したサミュエル・L・ジャクソンやそのほかのハリウッド俳優からも直接出演の申し出があったと告白。「みんな使いようがねえよなぁ」と困りながらも笑みを浮かべた。

海外俳優からの熱烈オファーを明かした北野武監督/Photo:片山よしお

海外俳優からの熱烈オファーを明かした北野武監督/Photo:片山よしお

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 ヤクザ社会の熾烈な抗争劇を真正面から描いた『アウトレイジ』から2年を経ての続編公開。前作の“生き残り組”について「加瀬くん、三浦(友和)さん、中野(英雄)くんなんかは前作からキャラクターが生き残ってるから、今作も出てくれるっていう約束があったんだけど、新たに出演いただいた役者陣には、西田(敏行)さんみたいに『出たい』って言ってくれた人たちもいた(笑)」と裏話を告白。

 西田をはじめ中尾彬、塩見三省桐谷健太新井浩文など新参組のなかには、自らの熱烈なラブコールで出演権を得た俳優も少なくないようだ。

 加瀬は「僕が最初に監督の作品を観たのは『ソナチネ』なんですけど、とにかくそれまでに観たことがない世界観と、その不思議な感触みたいなものにすごく衝撃を受けました。起こっていることは激しいのに、静なる世界として描かれていて。やっぱりその独特な世界観というのが、北野監督作品のいちばん大きな要素なのだと思っています」と北野作品の魅力を分析。

 「現場にいても、監督は自分からすると本当に独特なんです。台本を読んで想像していることよりも、受け取れるものがはるかに多いので、いつも現場に行って驚いていたという感じです」と、参加の喜び噛みしめながら撮影を振り返った。

 映画『アウトレイジ ビヨンド』は6日より公開。

 映画『アウトレイジ特集』 北野武と加瀬亮が対談

関連写真

  • 海外俳優からの熱烈オファーを明かした北野武監督/Photo:片山よしお
  • 前編からの続投に「嫌な予感がしていた」と笑う加瀬亮/Photo:片山よしお
  • 映画『アウトレイジ ビヨンド』に出演する加瀬亮と北野武監督/Photo:片山よしお

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索