元祖“歌う力士”増位山太志郎(現三保ケ関親方)とタレントの松居直美が23日、東京・赤坂サカスで開催中のTBSのイベント『笑顔の扉 夏Sacas2012』で、デュエット曲「秘そやかに華やかに」を初披露した。増位山にとっては1988年の長沢薫との「夜の恋の物語」以来、24年ぶりのデュエット曲、松居にとっては13年ぶりのCDとなる。増位山は「やっと堂々と歌える。長年の夢だった」と語り、歌える喜びを噛みしめた。 この日、増位山は1974年発売のデビュー曲「そんな夕子にほれました」と、130万枚の売上を記録した1977年発売の「そんな女のひとりごと」も熱唱。角界きっての二枚目のルックスと甘い歌声で、一躍人気者となった増位山だったが、1980年代後半から日本相撲協会が、親方や力士の副業を禁止したため、歌手活動を休止。2007年10月に再デビューを図るも、同時期に発覚した時津風部屋力士暴行死事件の影で、世に広く知られることなく終わった。

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  • デュエット曲「秘そやかに華やかに」を初披露した(左から)増位山太志郎と松居直美 (C)ORICON DD inc.
  • 24年ぶりのデュエット曲を披露した増位山太志郎 (C)ORICON DD inc.
  • デュエット曲「秘そやかに華やかに」を初披露した(左から)増位山太志郎と松居直美 (C)ORICON DD inc.
  • デュエット曲「秘そやかに華やかに」を初披露した松居直美 (C)ORICON DD inc.
  • 新曲を熱唱する(左から)増位山太志郎と松居直美 (C)ORICON DD inc.

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