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「ウルトラマン」シリーズの円谷プロダクションが1968年に製作した、怪奇ミステリードラマ『怪奇大作戦』のDVDボックス発売を記念し7月31日、都内・円谷プロ本社で飯島敏宏監督らスタッフとキャストによる座談会が開催された。同作は人体発火や壁を通り抜ける男など、事件に怪奇現象を扱いながら犯人の心の闇にスポットを当てた、当時としては異色のSFミステリー。橋本洋二プロデューサーは「何か新しいものを作ろうと気概に満ちて始めた企画でした」と当時を懐かしんだ。 日曜夜7時枠の放送で、子ども向け作品が続くなか、大人も楽しめる作品へと大胆な路線変更を決め、走り出した同作。世の中に存在する数々の怪奇現象が、人間の手で引き起こされた科学犯罪であるというコンセプトに基づき、科学捜査によって事件を解決していく。怪獣や巨大ヒーロー作品で知られる円谷プロが手掛けた、大人向けテイストの同ドラマは、重厚なストーリーがお茶の間の子供とともに親をも巻き込み、平均視聴率22.0%(宣伝元調べ)を記録した。

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  • DVD『怪奇大作戦』発売イベントに登壇した(左から)脚本・上原正三、女優・田村奈巳、橋本洋二プロデューサー、飯島敏宏監督、女優・桜井浩子 (C)ORICON DD.inc
  • 橋本洋二プロデューサー
  • DVD『怪奇大作戦』発売イベントに登壇した脚本・上原正三氏
  • DVD『怪奇大作戦』発売イベントに登壇した飯島敏宏監督
  • DVD『怪奇大作戦』発売イベントに登壇した女優・桜井浩子
  • DVD『怪奇大作戦』発売イベントに登壇した女優・田村奈巳

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