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夢は“実力派女優"… 劇団ハーベスト、次世代を担う少女たちの想い

 奥田民生、木村カエラ、西野カナらが所属する大手芸能事務所ソニー・ミュージック・アーティスツ主催の女優発掘オーディション優秀者14人による演劇集団・劇団ハーベスト。平均年齢14歳という若さの彼女たちが、8月8日より劇団第2回公演『一筆啓上!〜girls look up!〜』を上演する。このほどORICON STYLEでは、本番に向けけいこに励んでいるメンバーにインタビューを敢行。劇団というコミュニティーで芝居をすることに「お互いを高め合える」と利点を活かしながら、夢である“実力派女優"になるべく「役として生きられる女優になりたい」と意気込みを語った。

劇団ハーベスト(写真前列中央:青山美郷 写真後列右端:山本萌花) (C)ORICON DD inc.

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 劇団メンバーはオーディション「アクトレース」応募者1万1704人の中から書類・実技審査を通過し、最終審査を経て選出。ほとんどのメンバーが中学・高校生で、学業とけいこを両立させながら、今年3月に念願の旗揚げ公演『開演します!〜girl's up!up!〜』を開催した。

 メンバーにとって初めて観客を前にしたステージ。夢への第一歩を終えた感想で初々しいコメントが飛んだくるかと思いきや、青山美郷(17)は「悔しかったし、達成感はなかった。もうちょっと頑張れたんじゃないかと思います」。2回公演でメインキャストを演じる山本萌花(16)も「焦ってますね」と、甘えた表情は見せない。

 「ギャップがちゃんとある、悪い役も強い役もできる女優になりたい。目標は菅野美穂さんです」(山本)、「役を共有して、内面から生きられる人になりたい」(青山)と、その言葉から伝わってくるのは、目標にしている"実力派女優"への熱い想いだ。

 同年代で、同じ夢を持つ14人の少女。青山は「モチベーションが上がります。ほかの子がいいお芝居や演技をするとすごく悔しくて。自分を高められますね」と切磋琢磨の毎日を振り返り、山本も「結成から10ヶ月で変われました。周りを気にして流されるタイプだったんですけど、もっとラフになって演じやすくなりました」と、成長を実感している。

 東京・中野 ザ・ポケットで行われる『一筆啓上!〜girls look up!〜』は、現代に生きる溝口家四姉妹が、ひょんなことから発見したラブレターから、自分の祖母が生きていた1967年の少女たちの生き様を紐解き、生きる希望を見出していくヒューマンストーリー。一流女優として羽ばたくべく、日々成長している彼女たちの芝居に注目していきたい。

 なお、公演会場では旗揚げ公演の模様を収めたDVDも発売。それに先立ち、8月1日にはメンバー全員によるチケット販売イベントをアキバソフマップにて実施する。

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  • 劇団ハーベスト(写真前列中央:青山美郷 写真後列右端:山本萌花) (C)ORICON DD inc.
  • インタビューに応じた山本萌花(写真左)、青山美郷 (C)ORICON DD inc.
  • けいこの様子
  • “本格女優”という夢に向けまい進中の劇団ハーベスト (C)ORICON DD inc.
  • “本格女優”という夢に向けまい進中の劇団ハーベスト 
  • 劇団ハーベスト・山本萌花
  • 劇団ハーベスト・青山美郷

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