次世代のお笑い界を担う若手芸人を発掘する『第3回 お笑いハーベスト大賞』(主催・日本音楽事業者協会)が14日、都内で行われ、選出された22組からお笑いコンビ・三拍子が優勝した。2001年8月の結成から悲願の賞レース初優勝で、久保孝真(30)は「こんなにカメラを向けられたのは人生で初めて」と感激。時事ネタをうまく取り入れた掛け合いが光り、高倉陵(31)は「時事ネタをやり始めたのは2年目くらい。個性がやっとできました」と喜んだ。 芸歴10年を超えても芸人だけでは食ってはいけず、今もバイトも続ける日々。久保は「これを機には辞められないけど、これを機にステップアップして辞めていけたら」。ネタを書いている高倉は「今回ネタを選んだのは相方。初めて言うことを聞いてみたら優勝できた。ろくでもないクソブタかと思っていたけどやっと認めました」と笑わせた。
2012/07/14