昨年の東日本大震災後に注目された「こだまでしょうか」の詩などで知られる童謡詩人・金子みすゞの波乱万丈の生涯を描くTBS系ドラマ特別企画『金子みすゞ物語―みんなちがって、みんないい―』(7月9日後9:00)。みすゞ役に女優・上戸彩、実の弟ながらそうとは知らずにみすゞを愛してしまう正祐役に今井翼が扮し、二人の純愛を軸に物語は展開する。
大正時代の終わりに彗星のように登場し、昭和の初めに26歳の短い人生を閉じた童謡詩人・金子みすゞ。「みすゞの没後80年も過ぎ、あらためて彼女の人生をしっかりと描きたい」という石井ふく子プロデューサーの企画で今回のドラマ化が実現した。
キャスティングに関しては、「みすゞは上戸さんしかないと心に決め、1年間かけてスケジュールを調整しました。今井さんとは初めての仕事ですが、彼のステージをずっと観てきて、弟役は彼しかいないと思っていました」(石井P)と力を込めた。
こうした期待に、上戸は「魂を込めて、1シーン1シーンを大事に、一言一言セリフに心を込めて演じました」と応えた。「涙が止まらずにリハーサルを中断するようなこともあり、みすゞさんに感情移入していると感じることが多々ありました。意識して役作りせず、自然とみすゞさんの気持ちになって彼女に近づけるよう心がけました」と話している。
今井も「久しぶりのドラマですが、石井プロデューサーのもと、初共演の上戸さんとこのような素晴らしい作品に参加できて幸せです。複雑な家庭環境で育った正祐を、気持ちを込めて演じました。切なさの中にに温かさがいっぱい詰まったドラマなので、その温もりを感じ取って欲しい」とアピールしている。
撮影では、みすゞが生まれ育った山口県長門市・仙崎でロケを敢行したり、大正時代の街並みを忠実に再現したセットを組んだりするなど、細部にまでこだわり、全体の完成度を高めた。キャスト、スタッフらの同ドラマにかける気迫、準備万端整えて制作に臨んだ意気込みが伝わってくる作品に仕上がっている。
大正時代の終わりに彗星のように登場し、昭和の初めに26歳の短い人生を閉じた童謡詩人・金子みすゞ。「みすゞの没後80年も過ぎ、あらためて彼女の人生をしっかりと描きたい」という石井ふく子プロデューサーの企画で今回のドラマ化が実現した。
キャスティングに関しては、「みすゞは上戸さんしかないと心に決め、1年間かけてスケジュールを調整しました。今井さんとは初めての仕事ですが、彼のステージをずっと観てきて、弟役は彼しかいないと思っていました」(石井P)と力を込めた。
こうした期待に、上戸は「魂を込めて、1シーン1シーンを大事に、一言一言セリフに心を込めて演じました」と応えた。「涙が止まらずにリハーサルを中断するようなこともあり、みすゞさんに感情移入していると感じることが多々ありました。意識して役作りせず、自然とみすゞさんの気持ちになって彼女に近づけるよう心がけました」と話している。
今井も「久しぶりのドラマですが、石井プロデューサーのもと、初共演の上戸さんとこのような素晴らしい作品に参加できて幸せです。複雑な家庭環境で育った正祐を、気持ちを込めて演じました。切なさの中にに温かさがいっぱい詰まったドラマなので、その温もりを感じ取って欲しい」とアピールしている。
撮影では、みすゞが生まれ育った山口県長門市・仙崎でロケを敢行したり、大正時代の街並みを忠実に再現したセットを組んだりするなど、細部にまでこだわり、全体の完成度を高めた。キャスト、スタッフらの同ドラマにかける気迫、準備万端整えて制作に臨んだ意気込みが伝わってくる作品に仕上がっている。
コメントする・見る
2012/06/29