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昨年7月に他界した故・原田芳雄さんの一周忌として再上映される主演映画『9souls(ナイン・ソウルズ)』初日舞台あいさつが都内で行われ23日、俳優・松田龍平豊田利晃監督が出席した。当時、キャストの中で唯一10代だった松田は、原田さんとの撮影について「父親に近いものを感じていて、特別な感覚だった。もっと話がしたいと思ったけど(10代といことで)どう話していいのかわからなかった」と回顧。原田さんの自宅で殺陣の練習をしたエピソードも明かし「役者としての技術や見せ方は大切だなと、そこで学びましたね」と語った。 刑務所からの脱走に成功した9人の男たちが、さまざまな思いを抱えながらも一台のバンに乗り込み、明日への希望を見出していくヒューマンストーリー。メガホンを取った豊田監督は「全てを出し尽くそうと思った作品。アウトローな原田芳雄が見たくて、撮影が始まってからはほとんど口を聞きませんでした」としみじみ。同作の公開日が、奇しくも原田さんの命日(7月19日)と同じ日になったことに「この再上映は原田さんが仕掛けたんじゃないかと思います」と微笑んだ。

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  • 再上映される映画『9souls』の舞台あいさつに登壇した松田龍平 (C)ORICON DD inc.
  • 豊田利晃監督 (C)ORICON DD inc.
  • 再上映される映画『9souls』の舞台あいさつに登壇した松田龍平(左)と豊田利晃監督 (C)ORICON DD inc.

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