5月23日にメジャーデビューするシンガー・ソングライター、小南泰葉の“新曲”が、ジョージ秋山原作の長編アニメーション『アシュラ』（9月29日公開）の主題歌に決定した。この主題歌曲は、デビュー作『嘘憑キズム』には収録されず、後日、発売される予定。

　小南は、10代より音楽活動を始め、蒸発、引きこもりなどにより音楽活動を中断するも、2008年に再開させた特異なキャリアの持ち主。その声や独特の世界観、成熟されたアーティスト性が、映画制作サイドから高く評価され、主題歌を担当することになったという。

　アニメは、1970年代に『少年マガジン』（講談社）にて連載され、有害図書として糾弾された日本の漫画史上最大の問題作を、『TIGER&BUNNY』のさとうけいいち監督が映像化。ハイブリッド・アニメーションを駆使して、「アシュラ」の持つ独特の世界観を表現し、今まで誰も観たことがないようなアクションアニメを描き出す。声優陣も野沢雅子、北大路欣也、林原めぐみら実力派が名を連ねている。