女優・菊川怜がフジテレビ系の情報番組『情報プレゼンター　とくダネ！』（月〜金曜　前8：00）の新女性キャスターに起用された。フジテレビが13日、正式発表した。6月末で同局を退社する中野美奈子アナウンサーの後任として、7月2日の放送から小倉智昭キャスターと新たなコンビを組む。菊川は「まだまだ未熟で、若いと思っていた私も、いつの間にか34歳。自分なりに感じたことや意見を積極的に発信して、これまでとは少し違う自分を見せることができればと思います」と意気込む。

　東京大学工学部建築学科出身の菊川は、20歳でモデルデビュー以来、女優業をメインにバラエティーやドキュメンタリーなどさまざまジャンルで活躍。2002年10月〜2009年9月には『真相報道 バンキシャ！』（日本テレビ系）でキャスターを経験済みだが、帯の情報番組MCは初めての大役となる。

　同番組の大野貢チーフプロデューサーは、「正義感が強く、そしてさりげなく“論理的な考え方”ができる人だと感じます」と菊川のキャスターとしての資質を高く評価。「一本筋が通った彼女に加わってもらうことで、小倉キャスター、ゲストコメンテーターらとは違った“もう一つの視点”が番組に生まれると期待しています」と語る。

　菊川を迎える小倉キャスターは、「これまでも何度か番組で共演していて、今度パートナーとなることをとても楽しみにしています。頭脳明晰（めいせき）である一方、“天然”でおちゃめなところがあり、番組でどんどんいじって新しい魅力を引き出せれば｣と楽しみにしている。