女優の紫吹淳、元モーニング娘。の中澤裕子らが11日、東京・天王洲銀河劇場でミュージカル『源氏物語×大黒摩季 songs〜ボクは、十二単に恋をする〜』の公開ゲネプロを行なった。今年4月にIT実業家と結婚したばかりの中澤だが、光源氏役の紫吹にメロメロ。「旦那さんが聞いたら怒るかもだけど、紫吹さんの方がかっこいい。目が合うとすべて忘れちゃうくらい魅力的」と“浮気心”を明かし「時間があれば観に来てくれるので、ジェラシーを感じて欲しい」と夫にラブコールを送った。

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　歌手・大黒摩季の数々の名曲に乗せ、古典文学の源氏物語を現代版で展開する同作。昨年10月の初演時とは違い、新婚として臨む中澤は「セリフ一つひとつ、違うなと思う。（役柄上）結婚しているのに違う人に恋をすることに、後ろめたさがある。でも、紫吹さんがかっこいいからしょうがない」と心境の変化を明かした。

　宝塚時代退団後も、1年に1回ほど男役を務めているという紫吹は「男役もそろそろ卒業しないと」と語り、「私、こんなことやってる場合じゃない。かっこうつけてる自分に疲れてきてるんです」と嘆いた。理想のタイプを聞かれると「男性に転がされたい。全部受けて止めてくれる大きい人がいいです。年下は駄目だったけど、なんでもウェルカム」と両手を広げていた。

　光源氏は二股以上に女性を誘惑する男性だが、中澤は「光源氏だから許されるんです」と苦笑いだった。ミュージカルは5月11日（金）から20日（日）まで上演。