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アクション俳優から渋面愛されキャラに! B・ウィリス再注目のワケ

 57歳で3人目の妻との間に4女が生まれたばかりの、リアル“永遠のタフガイ”ブルース・ウィリス。日本でもアクション俳優として多くのファンを持ち、ここ最近ではテレビCM『ダイハツ ミライース』でお茶目な部分も発揮。今年はメインキャストを務める映画4本が公開決定と再注目されるなか、きょう公開の主演映画『キリング・ショット』の試写会に訪れた一般人を対象に、宣伝会社スキップがアンケートを実施。B・ウィリスの魅力を分析してみた。

アクション俳優からダンディな渋面へ! 男性からも支持を集めるブルース・ウィリス(映画『キリング・ショット』より)

アクション俳優からダンディな渋面へ! 男性からも支持を集めるブルース・ウィリス(映画『キリング・ショット』より)

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 代表作では代名詞ともいえる『ダイ・ハード』シリーズが文句なしの1位に。1988年に上映された同作は、それまでのメジャーアクション作品に多かった、肉体派俳優が銃を振りかざして巨悪を撃つ! といった作風とは一線を画し、平凡な一刑事が事件にうっかり巻き込まれ、自分の不運をぼやきながらテロリストと頭脳戦で立ち向かう姿が大ヒット。「全ての始まりだから」(40代/女性)と出世作として支持する声が多い。

 シリーズ第1弾をリアルタイムでは見ていないであろう20代女性からは「アクションが格好イイし、シリーズを重ねるごとに歴史を感じるから(頭皮的な意味で)」と親しみやすさがうかがえる意見もちらほら。彼の魅力に対し「憎めないキャラ、話し方・アクション・知的さ、静かにアツいところ、親しみやすい雰囲気」(40代/女性)、「意外とかわいい、愛嬌がある」(50代/女性)と、ハリウッドの大御所でありながら“愛されキャラ”としても浸透していることがわかる。

 一方、年下の男性からは「ダンディ、眼力」(20代)、「渋さ、男くささ」(30代)と独特の雰囲気に羨望の眼差しが集まっている。同年代からは「渋い。アクションも好きですが、コミカルなところも好き」(50代)、「ハスキーな声と筋肉。強さと弱さを併せ持つ、好感度ナンバーワンのおじさん」(60代)と絶賛する声も。

 積み重ねてきたキャリアに執着しないのも高ポイントといえそうだ。テレビCMでの見事な掛け合いとボケっぷりや、今年のエイプリルフールは自身の主演作『キリング〜』の宣伝のため「B・ウィリスが育毛剤をプロデュース!」というフェイクニュースでの話題集めにも快くOK出すなど、“歳を重ねた男”としての格好のつけ方を心得ている。

 役者は一つヒット作が出るとそのイメージが定着し、以降の新作で過去のイメージを払拭するのはなかなか難しいもの。ブルースの場合はアクションで培ったタフさと男くささを持ち続けながらも、作品選びの上手さ、またセクシーさやダンディズムをうまく醸しだすことで、年齢にあった渋面にスイッチすることに成功したようだ。

 そんなブルースの最新作『キリング・ショット』は、マフィアのボス・メル(ブルース)が、自分のシマを荒らす人物の正体を突き止めろと、手下のディーラー3人を取引現場であるダイナーに送り出す。しかし、現場では「お前たちを殺せばメルが金をくれる」と3人が命を狙われる羽目に。さらに謎の警官も現れ混乱が混乱を招くクライムサスペンス。ここでも、一癖も二癖もあるブルースがお目見えしている。

>>予告編 映画「キリング・ショット」

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