俳優の池内博之（35）が女優のリン・チーリン（37）と日中合作映画『スイートハート・チョコレート』でW主演を務めることが27日、撮影のロケ地・北海道で行われた製作会見で発表された。監督は、映画『月とキャベツ』、『地下鉄（メトロ）に乗って』などで恋人また家族愛を繊細に描いた篠原哲夫氏が務め、大人のラブストーリーを展開する。日本では2013年に全国公開、中国では全1000スクリーン以上の全国規模での上映を目指す。

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　池内が恋愛作品に携わるのは2002年のドラマ『First Love』（TBS系）以来。「約10年ぶりなので、お話をいただいた時は、少し不安がありましたが、気持ちを大切に取り組んで行こうと思っています」と意気込み。初共演となるリンに対しては「とても気さくな方で日本語がとてもうまく勉強家」と語り、「良い緊張をもちながら、撮影をしています」と気合十分だ。池内は6日に中国版のミニブログ『新浪微博』をスタート。わずか3週間でフォロワーは2万8814人（27日現在）と、現地からも注目度は高い。

　一方ヒロインを演じるリンといえば、映画『レッドクリフ』や木村拓哉主演の月9ドラマ『月の恋人 〜Moon Lovers〜』（フジテレビ系）などに出演し、日本でも多くのファンを持つ海外女優の一人。これまでに池内の出演作を何本も観てきたと明かし「いつも悪い役をやってるイメージがあったが、実際に会ったらとても優しくて情熱的で共演出来て嬉しい」と、率直な印象を語り「人の心を暖める映画にしたい」と意気込み。　池内とともに中国、上海、日本の札幌、富良野を舞台に国境を越えたラブストーリーを繰り広げる。

＞＞映画『スイートハート・チョコレート』