東京ビッグサイトで開催中の『東京国際アニメフェア』(実行委員長:石原慎太郎東京都知事)で24日、「第11回東京アニメアワード」の表彰式と「第8回功労賞」顕彰式が行われた。『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎、『銀河鉄道999』の星野鉄郎、『ドラゴンボール』の孫悟空などの少年キャラクターを演じ続け、功労賞を受賞した声優の野沢雅子氏(75)は「賞を励みに気張らず、ギネスブックに向かって頑張る。これからもたくさんのキャラクターに命を与えていきたい」と、さらなる活躍を誓った。 「功労賞」はアニメ産業の黎明期から現在に至るまで、それぞれの分野で活躍し、発展に寄与した人物を顕彰するもの。今回は野沢氏のほかに、プロデューサーの九里一平氏、脚本の故・山崎晴哉氏、監督の故・出崎統氏、キャラクターデザイン・作画監督の杉野昭夫氏、美術監督の故・中村光毅氏、撮影監督の吉村次郎氏、音響効果の柏原満氏、作曲家の渡辺宙明氏が受賞した。
2012/03/25