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桜庭一樹の『伏 贋作・里見八犬伝』が劇場アニメ化

 直木賞作家・桜庭一樹が初めて週刊誌に連載した小説『伏 贋作・里見八犬伝』(文藝春秋刊)がアニメ映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』として今秋公開されることが19日、明らかになった。原作は、執筆されてから200年近くが経とうとする今もなお多くのクリエイターに影響を与え続ける長編伝奇小説の古典「南総里見八犬伝」を桜庭氏が新解釈して生まれた、人と犬の血をひき、人に化けて暮らす<伏−ふせ−>をめぐる物語。桜庭氏は2003年よりライトノベル『GOSICK -ゴシック-』シリーズで人気を集め、2008年には「私の男」で直木賞受賞。今回、自身の作品として、初の劇場用アニメーション映画となる。

 文藝春秋創立90周年記念作品として公開される同作には、スタッフ陣も精鋭がそろう。監督は、『千と千尋の神隠し』監督助手を経て『亡念のザムド』で監督デビューした宮地昌幸氏が劇場用アニメーション映画監督として初めて挑む。脚本は『コードギアス 反逆のルルーシュ』の大河内一楼氏、ビジュアルイメージは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』でデザインワークスを手掛けるokama氏、人物設計に『カウボーイビバップ』や『機動戦士ガンダムUC』などで原画を手掛けた橋本誠一氏、音楽には『鋼の錬金術師』の大島ミチルが名を連ねる。

 同作は架空の水上都市・江戸を舞台に繰り広げられる、まっすぐな少女の「成長物語」。山で生まれ育ち、山の全てを知っている、山のことしか知らない猟師の少女・浜路。二人暮らしをしていた祖父の死をきっかけに、兄を頼り、江戸へとやってくる。そこでは、人と犬の血をひき、人に化けて暮らし、人の生珠(いきだま)を喰らう「伏」と呼ばれる若者達による凶悪事件が頻発、その首には幕府から懸賞金がかけられていた。やがて浜路は、右も左も分からない城下町で、犬のお面を被った白い髪の青年に出会う。



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